TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2019年2月24日放送)

TOKIO HOT 100 2019-02-24 放送回ランキング ランキング

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2019年2月24日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2019年2月24日放送回)。

この週の音楽シーン

2019年2月24日放送の「TOKIO HOT 100」を振り返ると、1位に輝いたのはONE OK ROCKの「WASTED NIGHTS」だった。彼らは日本国内はもちろん、海外のアリーナやフェスのステージでも存在感を発揮し続けてきたバンドであり、この時期はグローバル志向をさらに強めたサウンドメイキングが特徴的だった。英語詞を軸にしたロックナンバーは、国内のロックリスナーだけでなく、洋楽リスナーの耳にも自然に届く仕上がりになっており、ジャンルの垣根を越えて評価されていたことがこの1位という結果からも窺える。当時のONE OK ROCKは、日本発のロックバンドが世界標準のサウンドとどう渡り合うかという挑戦を続けており、「WASTED NIGHTS」もそうした試みの延長線上にある一曲として位置づけられていた。

TOP10全体を眺めると、この週は洋楽と邦楽が非常にバランスよく混在していたことが印象的だ。2位にはアリアナ・グランデの「7 RINGS」がランクインしており、当時世界的にヒットしていた同曲は、パワフルな存在感と親しみやすいメロディで幅広い層に浸透していた。彼女はこの時期、自身のキャリアの中でも特に勢いのあるフェーズにあり、その勢いがそのままチャートにも反映されていたと言える。また8位にはデュア・リパの「SWAN SONG」がランクインしており、映画『アリータ:バトル・エンジェル』のために書かれた楽曲としても話題になっていた。10位のLAUVとトロイ・シヴァンによる「I’M SO TIRED…」も、ポップスシーンにおける新世代アーティスト同士のコラボレーションとして注目された一曲だ。

邦楽勢に目を向けると、あいみょんの「ひかりもの」が4位にランクイン。当時のあいみょんはブレイクの真っ只中にあり、独特の生活感を伴う言葉選びと親しみやすいメロディで幅広い世代の支持を集めていた時期である。7位にはSUCHMOSの「WATER」がランクインしており、彼らのシティポップ的な質感を持つグルーヴは、この時代の空気感を象徴する音のひとつだった。3位のNULBARICHもまた、洗練されたブラックミュージック的要素を取り入れたサウンドで注目されていたグループであり、「SWEET AND SOUR」はそうした彼らの音楽性がよく表れた楽曲だ。さらに9位にはAAAMYYYの「屍を越えてゆけ」がランクインしており、独自の音楽観を持つアーティストとしてのポジションを築きつつあった時期の作品として印象深い。

この週のTOP10は、洋楽のメインストリームポップから国内バンド・アーティストのオリジナリティある表現まで、非常に多様な音楽性が同時にリスナーへ届けられていたことを示している。ジャンルやルーツの異なる楽曲が同じチャートの中で並び立つ様子は、当時のリスナーが持っていた音楽への開かれた姿勢を反映しているようにも感じられる。今こうして振り返ると、2019年という年がポップミュージックにおいて多様性と実験精神が共存する過渡期であったことが、このTOP10からも垣間見えるのではないだろうか。

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2019年2月24日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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