TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2018年4月1日放送)

TOKIO HOT 100 2018-04-01 放送回ランキング ランキング

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2018年4月1日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2018年4月1日放送回)。

この週の音楽シーン

2018年4月1日の「TOKIO HOT 100」で1位に輝いたのは、KEALA SETTLE AND THE GREATEST SHOWMAN ENSEMBLEによる「THIS IS ME」だった。この曲は映画『グレイテスト・ショーマン』の劇中歌であり、公開から時間を経てもなお支持を広げていた作品として記憶している人も多いだろう。ヒュー・ジャックマン主演のこのミュージカル映画は、19世紀の興行師P.T.バーナムを主人公に据えながら、社会から異端視されてきた人々が自らの存在を高らかに肯定するというメッセージ性の強い内容で、劇中でキアラ・セトルが歌い上げる「THIS IS ME」はその象徴的なナンバーだった。力強いボーカルと壮大なアレンジが重なり合い、映画館を出た後も口ずさみたくなるような普遍的な力を持つ楽曲として、日本のリスナーにも深く浸透していた時期だったと言える。 このランキングを見渡すと、2018年春という時代の空気が鮮やかに立ち上がってくる。2位にはSHISHAMOの「水色の日々」、9位にはPerfumeの「無限未来」と、邦楽ガールズ・アクトが上位に食い込んでいるのも印象的だ。SHISHAMOは等身大の恋愛や日常を描く歌詞世界で若い世代からの支持を集めていたバンドであり、Perfumeはテクノポップを軸にしながら常に進化を続けるユニットとして、この時期も存在感を放っていた。一方で6位には米津玄師の「LEMON」がランクインしている。この曲がのちに日本の音楽シーンを象徴する一曲へと駆け上がっていくことを思うと、この週のチャートはまさにその胎動の瞬間を切り取っているようにも感じられる。 海外勢に目を向けると、AUSTIN MAHONEやMEGHAN TRAINOR、CHVRCHES、ANDERSON .PAAKといった顔ぶれが並び、ポップスからエレクトロ、ヒップホップ寄りのソウルまで多様なジャンルが共存していたことがわかる。当時の洋楽シーンはストリーミングの浸透によってジャンルの垣根が緩やかになりつつあり、こうした多様性がチャートにもそのまま反映されていた時代だった。 そして8位にはNAKAMURAEMIの「かかってこいよ」、5位にはNULBARICHの「AIN’T ON THE MAP YET」がランクインしている点も見逃せない。ラップ的な語り口やシティ・ポップ的な洗練されたサウンドが同居するこの並びは、当時の邦楽シーンが持っていた懐の深さを物語っている。 改めて1位の「THIS IS ME」に立ち返ると、この曲が持つ「ありのままの自分を誇りに思う」というメッセージは、国境やジャンルを超えて多くの人の心に響くものだった。映画のヒットと連動しながら、ラジオのチャートでも長く支持され続けたこの楽曲は、2018年という年を象徴する一曲として、今振り返っても色褪せない輝きを放っている。

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2018年4月1日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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