TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2012年9月2日放送)

TOKIO HOT 100 2012-09-02 放送回ランキング ランキング

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2012年9月2日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2012年9月2日放送回)。

この週の音楽シーン

2012年9月2日のJ-WAVE「TOKIO HOT 100」で1位に輝いたのは、OWL CITY AND CARLY RAE JEPSENの「GOOD TIME」だった。この曲は、当時「CALL ME MAYBE」で世界的なブレイクを果たしていたカーリー・レイ・ジェプセンと、シンセポップの旗手として知られるオウル・シティのアダム・ヤングによるコラボレーションで、夏の終わりを彩るのにふさわしい爽やかで軽快なポップチューンだった。2012年という年は、まさにカーリー・レイ・ジェプセンが世界的なアイコンとして急浮上したタイミングであり、そのバックグラウンドを知る上でも「GOOD TIME」が首位を飾ったことは象徴的だったと言えるだろう。夏フェスやドライブのサウンドトラックとして親しまれるような、開放感のあるメロディラインとポップな掛け合いが印象的な一曲だ。

この週のTOP10を見渡すと、洋楽と邦楽がバランスよく混在していたことがわかる。2位にはONE DIRECTIONの「WHAT MAKES YOU BEAUTIFUL」がランクインしており、当時イギリス発のボーイズグループとして世界中の10代を熱狂させていた彼らの勢いを感じさせる。10位にはTAYLOR SWIFTの「WE ARE NEVER EVER GETTING BACK TOGETHER」が入っており、彼女がカントリーからポップへとシフトしていく過渡期の楽曲としても興味深い存在だ。

一方、邦楽勢も存在感を放っていた。3位のandropは「BOOHOO」で、バンドサウンドとエレクトロニックな要素を融合させた独自の音楽性を披露していた。4位のPerfumeは「SPENDING ALL MY TIME」で、中田ヤスタカプロデュースによるテクノポップサウンドを継続的に発信しており、彼女たちの音楽的な進化を感じさせる楽曲だった。5位のスキマスイッチ「ユリーカ」、6位のSUPERFLY「輝く月のように」は、それぞれ日本のポップス・ロックシーンにおける実力派アーティストとしての存在感を示していた。

また7位にはNOTHING’S CARVED IN STONEの「SPIRIT INSPIRATION」がランクインしており、当時のロックシーンにおける新世代バンドの台頭を感じさせる。9位のRHYMESTER「THE CHOICE IS YOURS」は、日本語ラップシーンの重鎮としての貫禄を示す一曲であり、ヒップホップカルチャーが徐々にメインストリームへと浸透していく時代の流れも垣間見える。8位のNO DOUBT「SETTLE DOWN」は、グウェン・ステファニー擁するバンドが長い活動休止を経て復帰した際の楽曲であり、ベテランバンドの再始動というトピックも当時話題になっていた。

このように2012年9月初旬のチャートは、世界的なポップミュージックのトレンドと、日本国内で独自に進化を続けるロック・ポップス・ヒップホップシーンとが交差する、多様性に満ちたラインナップだったことがうかがえる。「GOOD TIME」が象徴するような開放的でポジティブなムードは、まさに夏の終わりという季節感とも重なり、リスナーに心地よい余韻を残したのではないだろうか。当時のラジオシーンを振り返る上でも、こうした国際色豊かなチャート構成は、時代の空気を映す貴重な記録と言えるだろう。

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2012年9月2日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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