TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2025年1月26日放送)

TOKIO HOT 100 2025-01-26 放送回ランキング ランキング

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2025年1月26日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2025年1月26日放送回)。

この週の音楽シーン

2025年1月26日放送分の「TOKIO HOT 100」を振り返ると、トップに立っていたのはROSÉ & Bruno Marsの「APT.」だった。ブラックピンクのメンバーとして活動してきたROSÉのソロ活動と、ポップスの職人肌シンガーであるBruno Marsという組み合わせは、それだけで話題性が十分だったが、この曲が単なる話題作にとどまらず実際にチャートの頂点に置かれていたという事実は、2025年初頭という時期の音楽シーンの空気をよく映していたように思う。K-POP出身のアーティストが欧米のベテランと組み、日本のFMラジオのランキングでも上位に据えられる。ジャンルや国境を軽やかに越えていく感覚が、この曲を通じて日本のリスナーにも自然に届いていたのだろう。

2位にはMrs. GREEN APPLEの「ライラック」が並ぶ。国内バンドシーンの中心にい続ける彼らの楽曲が海外発のヒット曲のすぐ隣に位置している構図は、この時期のTOKIO HOT 100が持っていたバランス感覚を象徴している。洋楽と邦楽、K-POP由来のプロジェクトと日本のロックバンドが同じテーブルの上でフラットに聴かれている。ジャンルの垣根が薄まっていく時代の聴取のあり方が、このチャートの並びからうかがえる。

3位以下に目を移すと、ハク。やROOMIES、FURUI RIHO、CHLOE QISHAといった名前が並び、新しい世代のアーティストたちの存在感が際立つ。一方でサザンオールスターズの「桜、ひらり」がランクインしているのも興味深い点で、季節を先取りするように「桜」という言葉を冠した楽曲が1月の終わりに聴かれていたことは、まだ寒さの残る時期にリスナーが少し先の春の気配を求めていたことの表れとも読める。ベテランバンドの新曲が新人たちと同じ土俵で並ぶのも、このチャートらしい風景だ。

羊文学の「声」や小袋成彬の「ZATTO」といった、内省的で音像にこだわった楽曲がトップ10に食い込んでいるのも見逃せない。派手なフックだけで押し切るのではなく、じっくりと空気を作り込むタイプの楽曲が、大衆的なヒット曲と並んで聴かれていたことは、当時のリスナーの耳の多様さを物語っている。JUNGLEの「KEEP ME SATISFIED」のようなUKのグルーヴ感覚を持ったトラックが混じっているのも、洋楽ロック・ソウル系のリスナー層を意識したこの番組らしいセレクトだったと言える。

改めて「APT.」の1位という結果を眺めると、2025年という年の幕開けにふさわしい象徴的な出来事だったように思える。国境やジャンルを越えたコラボレーションが特別なものではなく、当たり前の選択肢として並ぶようになった時代。K-POPのスターと欧米のポップスターが組んだ楽曲が、日本のバンドやシンガーソングライターの楽曲と同じランキングの中で自然に肩を並べている。そうした光景こそが、この週のTOKIO HOT 100が切り取っていた音楽シーンのリアルな断面だったのではないだろうか。

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2025年1月26日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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