TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2025年2月23日放送)

TOKIO HOT 100 2025-02-23 放送回ランキング ランキング

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2025年2月23日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2025年2月23日放送回)。

この週の音楽シーン

2025年2月23日放送の「TOKIO HOT 100」で1位に輝いたのは、ジェームス・ベイとジョン・バティストによる「SUNSHINE IN THE ROOM」だった。イギリスのシンガーソングライターとして温かみのあるフォーク/ソウル寄りの楽曲で知られてきたジェームス・ベイと、ジャズ・ピアニストであり作曲家としても幅広く評価されてきたジョン・バティスト。この二人の顔合わせは、それぞれのバックグラウンドにある温もりと即興性、そして歌の芯にある人間味を掛け合わせたような一曲に仕上がっている。派手なビートで押し切るのではなく、声とメロディそのものの説得力で聴かせるタイプの楽曲がトップに立ったことは、このタイミングのリスナー心理を映しているようにも感じられる。

この週のTOP10を見渡すと、ジャンルも国籍も実に多彩だ。2位にはBALMING TIGERの「WASH AWAY」がランクイン。韓国発のクリエイティブ・コレクティブとして、既存のK-POPの枠に収まらない実験性と遊び心を持ち味とする彼らの存在は、チャートの多様性をそのまま象徴していた。3位にはレディー・ガガの「ABRACADABRA」。デビュー当初からポップの文法を更新し続けてきたアーティストが、この時期もなお新曲で存在感を放っていたことは、ポップミュージックの持続力を感じさせる。

4位のPABLO HAIKU「YOU’RE MY」、5位の星野源「EUREKA」、9位の羊文学「声」といった国内アーティストの並びも見逃せない。星野源は音楽と言葉の両輪で表現を磨いてきたアーティストであり、羊文学はバンドサウンドの情感を軸に静かな熱量を持つ楽曲を紡いできた。国内シーンの層の厚さがこの週のチャートにもしっかりと表れている。

6位のROSÉ & ブルーノ・マーズによる「APT.」は、K-POPと欧米ポップシーンの交差点を象徴する一曲として、この時期の音楽シーンを語るうえで欠かせない存在感を放っていた。8位のBE:FIRSTによる「SPACECRAFT」は、国内発のグローバル志向のパフォーマンス集団として、ダンスとボーカルの融合を追求し続ける姿勢がうかがえる。7位のHANA「DROP」も、フレッシュな感覚を携えてリスト内に名を連ねていた。

そして10位には、LISAがDoja CatとRAYEを迎えた「BORN AGAIN」。K-POPグループの中心メンバーとして世界的な知名度を築いてきたアーティストが、ソロとしても国境を越えたコラボレーションを実現させたことは、この時代のポップミュージックがいかにボーダーレスになっているかを物語っている。

こうして振り返ると、この週のTOP10は、静かな歌ものからK-POP、実験的なコレクティブ、国内バンドサウンド、そして国境を越えたコラボレーションまでを一つのリストの中に共存させていた。1位に選ばれた「SUNSHINE IN THE ROOM」が持つ穏やかな体温は、騒がしい情報量の中にあってなお、シンプルな歌の力が求められていたことの表れだったのかもしれない。ジャンルも国籍も軽やかに横断しながら、それぞれの曲が持つ個性がまっすぐに届いていた——そんな一週間だったと言えるだろう。

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2025年2月23日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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