TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2023年10月15日放送)

TOKIO HOT 100 2023-10-15 放送回ランキング ランキング

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2023年10月15日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2023年10月15日放送回)。

この週の音楽シーン

2023年10月15日放送の「TOKIO HOT 100」で首位に立ったのは、トロイ・シヴァンの「GOT ME STARTED」だった。オーストラリア出身のシンガーソングライターとして10代の頃から注目を浴びてきた彼だが、この曲はアルバム「Something to Give Each Other」からのカットで、ダンスフロアを強く意識したビートとハウス由来のグルーヴが印象的なナンバーだった。全編を貫く高揚感のあるトラックメイクは、コロナ禍を経てクラブカルチャーやフェスの熱狂が本格的に戻ってきた当時の空気感と重なり合い、多くのリスナーの耳を惹きつけたことは想像に難くない。

2位にはSIAの「GIMME LOVE」が入り、こちらも力強いダンスミュージックとしての存在感を放っていた。SIAは長年にわたり独自のポップスを構築してきたアーティストであり、時代が移り変わっても揺るがない個性を持つ点で、トロイ・シヴァンの音楽性とも呼応する部分があったように思う。3位にはジョン・グクとジャック・ハーロウによる「3D」がランクイン。BTSのメンバーとしてだけでなく、ソロアーティストとしての存在感を国際的に示していた時期であり、K-POPと欧米ヒップホップの越境的なコラボレーションが自然に受け入れられる時代であったことを物語っている。

4位のU2「ATOMIC CITY」は、ベテランバンドが変わらぬロックンロールの躍動感を提示した楽曲で、世代を超えたリスナー層の厚さを感じさせる存在だった。5位にはTENDREの「COLORS」がランクインし、国内シティポップ/R&B的な文脈を持つアーティストが海外勢と肩を並べる形となっていた点も興味深い。6位のサザンオールスターズ「RELAY~杜の詩」は、結成からの歴史を持つ日本語ロックの大御所が、依然として新しい作品でチャートに顔を出す存在感を示していた。

7位のYOASOBI「勇者」は、当時アニメ作品との連動もあって幅広い世代に浸透していた楽曲であり、物語性を重視した彼らの音楽性がここでも発揮されていた。8位のBE:FIRSTは「MAINSTREAM」で国内男性グループとしての勢いを見せ、9位のエド・シーランはアーティストとしての安定した人気を「AMAZING」で証明していた。10位のimaseは「NIGHT DANCER」以降、国内外から注目を集めていた新世代シンガーとして「I SAY BYE」をランクインさせている。

こうして見渡すと、この週のTOP10は欧米のポップ/ダンスミュージックの潮流と、日本国内の多様なアーティストたちの活躍が交差する、まさに2023年秋という時代を象徴する顔ぶれだったと言える。トロイ・シヴァンの「GOT ME STARTED」が放つ高揚感は、当時のリスナーが求めていた開放的な空気そのものを体現していたのではないだろうか。

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2023年10月15日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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