TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2022年1月16日放送)

TOKIO HOT 100 2022-01-16 放送回ランキング ランキング

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2022年1月16日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2022年1月16日放送回)。

この週の音楽シーン

2022年1月16日放送の「TOKIO HOT 100」を振り返ると、1位に輝いたのはNULBARICHの「IT’S ALL FOR US」だった。JQこと平井義高を中心とするNULBARICHは、ブラックミュージックやシティポップの感触を軸にしながらも、洋楽的な洗練を纏ったサウンドで日本のポピュラーミュージックシーンに独自の立ち位置を築いてきたバンドだ。この曲がチャートの頂点に立ったことは、当時のリスナーが求めていた音像を象徴していたように思える。年明けという季節柄、新しい年への高揚感や前向きなムードを求める空気があったなかで、ミドルからアップテンポの心地よいグルーヴを持つこの楽曲がその欲求と重なったのではないだろうか。

TOP10全体を見渡すと、当時の音楽シーンの多様さと同時代性がよく表れている。2位にはKing Gnuの「一途」がランクインしており、日本のバンドシーンを牽引する存在としての強さを見せている。3位にはThe Weekndの「Sacrifice」が入り、ダンスミュージックとR&Bを融合させた洋楽ヒットが日本のチャートでも確かな存在感を放っていたことがわかる。4位にはmilet、Aimer、幾田りらという実力派女性シンガー3人がVaundyのプロデュースのもとに集結した「おもかげ」がランクイン。このコラボレーション自体が話題性の高いプロジェクトであり、当時のJ-POPシーンにおける「豪華タッグ」への注目度の高さを物語っている。

7位にはそのVaundy自身の「踊り子」も入っており、プロデューサーとしてもアーティストとしても八面六臂の活躍を見せていた時期であることが伺える。当時のVaundyは弾き語りから生まれたようなソングライティングの強さと、幅広いジャンルを飲み込む音楽的な引き出しの多さで、若い世代を中心に絶大な支持を集めていた。8位の三浦大知「新呼吸」は、圧倒的なダンスパフォーマンスと歌唱力を兼ね備えたアーティストとして、日本のR&B/ダンスミュージックシーンにおける成熟した表現を提示していた。

洋楽勢に目を向けると、5位にAmber Mark、6位にKim Petras、9位にはArianna GrandeとKid Cudiによる「Just Look Up」がランクインしている。この「Just Look Up」は同時期に配信が始まった話題の映画のために書き下ろされた楽曲であり、社会的なメッセージ性を持つ作品として音楽ファン以外からも注目を集めていた。ポップスとエンターテインメントが密接に結びついた形での洋楽ヒットが、日本のチャートにも自然に溶け込んでいたことが興味深い。

10位にはAile The Shotaの「Aurora Tokio」がランクイン。伸びやかで艶のある歌声を持つシンガーとして、彼もまた日本のR&B/ソウルシーンにおいて着実に評価を高めていた存在だった。こうして見渡すと、この週のTOP10は、日本のバンドサウンド、洗練されたブラックミュージック的感性を持つソロアーティスト、そして海外の最新ヒットが違和感なく共存する、当時のJ-WAVEらしい多様性に満ちたラインナップだったと言える。NULBARICHの首位獲得は、まさにそうした時代の空気を凝縮した象徴的な出来事として、今振り返っても興味深い一週間だったのではないだろうか。

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2022年1月16日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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