TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2005年4月24日放送)

TOKIO HOT 100 2005-04-24 放送回ランキング ランキング

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2005年4月24日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2005年4月24日放送回)。

この週の音楽シーン

2005年4月24日放送分のTOKIO HOT 100を振り返ると、栄えある1位に輝いたのはDEF TECHの「MY WAY」だった。日系アメリカ人のMicroとSHENが結成したこのユニットは、英語と日本語を自在に行き来するバイリンガルなラップとメロウなメロディで、当時のJ-POPシーンに新しい風を吹き込んだ存在だったと言える。「MY WAY」はポジティブで開放的なメッセージ性を持つ楽曲として広く親しまれ、洋楽と邦楽の垣根を軽やかに越えていくスタイルは、まさにJ-WAVEというステーションが好んで取り上げる音楽性そのものだったのではないだろうか。この曲が1位を獲得した週というのは、日本語ラップと洋楽的なサウンドプロダクションが自然に融合していく時代の空気を象徴していたように思える。

TOP10全体を眺めると、この週は洋楽と邦楽が絶妙に混在するラインナップとなっている。2位にはMARIAH CAREYがFATMAN SCOOPとJ.D.をフィーチャーした「IT’S LIKE THAT」、3位にはAMERIEの「1 THING」がランクインしており、2000年代半ばのUSポップ/R&Bシーンの勢いをそのまま感じさせるチャートだ。特にAMERIEの「1 THING」は、Rich Harrisonが手掛けたブレイクビーツ的なドラムサウンドが印象的で、当時のR&B/ヒップホップの制作現場における大きな転換点のひとつとして語られる楽曲でもある。

邦楽勢では4位にケツメイシの「さくら」がランクイン。春先というシーズンにぴったりの一曲で、日本語ラップグループとして幅広い世代に支持された彼ららしい、季節感を大切にした楽曲だ。5位には電気グルーヴ×スチャダラパーという、日本のオルタナティブ/ヒップホップシーンを代表する両者のコラボレーション曲「TWILIGHT」がランクインしているのも興味深い。ジャンルを超えたアーティスト同士の共演が、当時のシーンに刺激を与えていたことがうかがえる。

7位にはTOWA TEIがKYLIE MINOGUEをフィーチャーした「SOMETIME SAMURAI」。日本人アーティストが海外の大物ポップスターと組む楽曲がヒットチャートに入ってくること自体、当時のJ-WAVEリスナー層の音楽的な視野の広さを物語っている。8位のBLACK EYED PEAS「DON’T PHUNK WITH MY HEART」は、その後グループがさらに世界的なブレイクを果たしていく前夜の勢いを感じさせるし、9位のSTEVIE WONDER「SO WHAT THE FUSS」は、ベテランの貫禄あるカムバックとして当時話題になった楽曲だ。10位にはOASISの「LYLA」がランクインしており、UKロックの重鎮が新作を携えてチャートに戻ってきたことも印象的だった。

こうして振り返ると、この週のTOP10は日本語ラップ、USヒップホップ/R&B、UKロック、そして日本のオルタナティブシーンが同じ土俵の上で並び立つ、非常にバラエティ豊かな一週間だったことがわかる。DEF TECHの「MY WAY」が1位に立ったという事実は、ジャンルや国境を軽やかに越えていく音楽が支持される時代の空気を象徴していたのではないだろうか。20年近くが経った今聴き直しても、当時のシーンの熱量と多様性が伝わってくるラインナップだ。

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2005年4月24日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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