TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2018年2月4日放送)

TOKIO HOT 100 2018-02-04 放送回ランキング ランキング

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2018年2月4日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2018年2月4日放送回)。

この週の音楽シーン

2018年2月4日の「TOKIO HOT 100」を振り返ると、1位に輝いていたのはカミラ・カベロがヤング・サグを迎えた「HAVANA」だった。フィフス・ハーモニーから独立して間もない彼女にとって、この曲はソロアーティストとしての存在感を決定づけた一曲であり、キューバ系アメリカ人としてのルーツを色濃く反映したラテン・トラップのビートが、当時のアメリカのメインストリームに新しい風を吹き込んでいた。ホーンのフレーズやパーカッションの質感が耳に残る一方で、ヤング・サグのラップパートがアクセントとなり、ポップスとヒップホップ、そしてラテン音楽が違和感なく融合している点が新鮮に響いた。この時期は「デスパシート」のヒット以降、ラテン由来のリズムがグローバルなチャートに定着しつつあった流れの延長線上にあり、「HAVANA」はその象徴的な一曲として多くのリスナーに受け入れられていたことがうかがえる。 2位のブルーノ・マーズとカーディ・Bによる「FINESSE」のリメックスも見逃せない。オリジナルは80年代ニュージャックスウィングへのオマージュだったが、当時破竹の勢いだったカーディ・Bを迎えたことで、よりストリート感とパーティー感が増した仕上がりになっていた。同時期にヒップホップ女性ラッパーの台頭が顕著になっており、カーディ・Bの参加はまさに時代の空気を捉えたものだったと言える。 国内勢では、WANIMAの「シグナル」が3位にランクイン。パンクロックのエネルギーとポップなメロディを両立させるバンドとして支持を広げていた彼らの楽曲は、聴く者の背中を押すような力強さが持ち味だ。また5位には星野源の「ドラえもん」が登場している。国民的アニメの主題歌でありながら、彼らしい独特のグルーヴ感とユーモアが同居した仕上がりで、幅広い世代に届く楽曲となっていた。 6位のMAN WITH A MISSIONと東京スカパラダイスオーケストラによる「FREAK IT!」は、ジャンルを超えたコラボレーションとして注目を集めた一曲だ。ロックとスカ、そしてダンスミュージックの要素が交錯するサウンドは、当時のバンドシーンにおけるクロスオーバーの潮流を象徴していた。8位には小袋成彬が宇多田ヒカルをフィーチャーした「LONELY ONE」がランクイン。静謐で内省的な世界観に、宇多田ヒカルの繊細な歌声が重なり合う様子は、当時のR&B・ソウル方面のリスナーからも高い評価を得ていた楽曲だ。 10位のトロイ・シヴァンによる「MY MY MY!」も印象的だ。シンセポップ的な質感とパーソナルなテーマを掛け合わせたスタイルは、当時海外で存在感を増していた新世代アーティストの一人としての彼の立ち位置を物語っていた。 こうして見渡すと、この週のTOP10はラテン、ヒップホップ、ロック、J-POP、R&Bと多様なジャンルが並存し、国内外の垣根なく良質な楽曲が支持されていた時代の空気を感じさせる。中でも「HAVANA」が1位に君臨していたことは、ラテン音楽がグローバルなポップシーンに深く浸透していく過程を象徴する出来事として、今振り返っても意義深いものだったと言えるだろう。

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2018年2月4日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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