TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2022年8月14日放送)

TOKIO HOT 100 2022-08-14 放送回ランキング ランキング

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2022年8月14日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2022年8月14日放送回)。

この週の音楽シーン

2022年8月14日放送の「TOKIO HOT 100」を振り返ると、頂点に立っていたのはCALVIN HARRIS, JUSTIN TIMBERLAKE, HALSEY & PHARRELLによる「STAY WITH ME」だった。この顔ぶれを見ただけで胸が高鳴るリスナーも多かったはずだ。ダンスミュージック界の第一線を走り続けるプロデューサー、カルヴィン・ハリスと、ポップスの申し子ジャスティン・ティンバーレイク、シンガーソングライターとして独自の存在感を放つホールジー、そしてファレル・ウィリアムスという豪華すぎる組み合わせは、それぞれが単独でも十分にチャートを賑わせてきた実力者たちだ。彼らが一堂に会したという事実そのものが、2022年の夏という時期における洋楽シーンの厚みを物語っていたように思う。コロナ禍による活動制限が徐々に緩和され、フェスやクラブカルチャーが息を吹き返しつつあったこの時期、ダンスミュージックへの回帰は世界的な潮流でもあった。そうした空気の中で、キャリアを重ねたベテランたちが放つ洗練されたサウンドが支持されたのは自然な流れだったのかもしれない。

同じ週のTOP10を見渡すと、ビヨンセの「BREAK MY SOUL」やリゾの「2 BE LOVED (AM I READY)」がランクインしており、まさにこの夏はダンスフロア回帰の季節だったことが伺える。パンデミックで失われた「踊る喜び」を取り戻そうとするムードが、洋楽シーンの複数のビッグネームから同時多発的に発信されていたのは興味深い符合と言えるだろう。一方で国内に目を向ければ、Adoの「新時代」やBE:FIRSTの「SCREAM」がしっかりと上位に食い込んでおり、邦楽シーンの勢いも決して洋楽に引けを取っていなかったことがわかる。特にAdoは前年のデビュー以来、圧倒的な歌唱力と独自の世界観で若年層を中心に熱狂的な支持を集めており、この時期はまさにその勢いが頂点に達していた頃だ。BE:FIRSTもまたオーディション番組から誕生したグループとして、国内のボーイズグループシーンに新しい風を吹き込んでいた存在である。

さらに東京スカパラダイスオーケストラが幾田りらを迎えた「FREE FREE FREE」や、BREIMENの「MUSICA」、RINA SAWAYAMAの「HOLD THE GIRL」といった、ジャンルを横断する多彩な楽曲が並んでいる点も見逃せない。この時期のRina Sawayamaは国際的にも評価を高めており、日本にルーツを持つアーティストが世界のポップシーンで独自の立ち位置を築きつつあった象徴的な存在だった。こうして振り返ると、この週のチャートは洋楽・邦楽を問わず「ダンス」「解放」「多様性」といったキーワードが交錯する、なんとも豊かな一週間だったことが見えてくる。「STAY WITH ME」を1位に据えたこの回は、単なる一曲のヒットにとどまらず、当時の音楽シーン全体が持っていた高揚感を凝縮したような回だったと言えるのではないだろうか。夏という季節の開放的な空気と、豪華な顔ぶれが生み出すエネルギーが重なり合った、印象深いチャートとして記憶しておきたい。

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2022年8月14日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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