TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2016年12月4日放送)

TOKIO HOT 100 2016-12-04 放送回ランキング ランキング

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2016年12月4日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2016年12月4日放送回)。

この週の音楽シーン

2016年12月4日放送の「TOKIO HOT 100」で1位に輝いたのは、ブルーノ・マーズの「24K Magic」だった。この曲は彼にとって新章の幕開けを告げる一曲で、80年代のファンクやディスコサウンドを現代的な感覚で蘇らせたことが大きな話題を呼んだ。ラメの効いたゴージャスな衣装をまとい、ラスベガスを思わせる煌びやかな世界観を打ち出したミュージックビデオも印象的で、音だけでなくビジュアル面でも「令和以前の最後のディスコ・リバイバル」を感じさせるインパクトを放っていた。この年はジャンルの垣根がますます曖昧になり、ヒップホップやR&B的な質感がポップスの主流に溶け込んでいった時期でもあり、「24K Magic」はその流れの中でひときわ華やかな存在感を放っていたと言える。

この週のTOP10を見渡すと、邦楽・洋楽が入り混じる当時のTOKIO HOT 100らしい多様性が見て取れる。2位にはRADWIMPSの「光」がランクインしており、同年公開の映画「君の名は。」の大ヒットとともに、彼らの楽曲が幅広い世代に浸透していった時期であることがうかがえる。3位の桑田佳祐「君への手紙」は、ベテランならではの説得力のあるメロディーとメッセージ性で、世代を超えて支持を集めていた楽曲だ。4位には世代を代表する三組、ASIAN KUNG-FU GENERATION、KANA-BOON、BLUE ENCOUNTによる「ループ&ループ」のコラボバージョンがランクイン。ロックシーンの新旧交代や連帯を象徴するような一曲として、当時のロックファンの間で注目を集めていた。

洋楽勢にも目を向けると、5位にはスティングの「I Can’t Stop Thinking About You」がランクイン。ベテランアーティストが円熟した表現力で新曲を届け続けていたことを物語っている。7位のファーギー「Life Goes On」、8位のザ・エックス・エックス「On Hold」など、当時のUS・UKシーンの多彩な質感がチャートに反映されているのも興味深い。

邦楽勢では、6位に宇多田ヒカルの「道」がランクイン。復帰後の彼女が紡ぐ言葉とメロディーは、多くのリスナーの心に深く刺さっていた時期だ。9位の三浦大知「(Re)Play」は、ダンスミュージックとポップスを高い次元で融合させた楽曲で、パフォーマーとしても評価の高い彼らしい仕上がりだった。10位の星野源「恋」は、同年放送のドラマ主題歌として社会現象的なヒットとなり、年末に向けてもその勢いは衰えることなくチャートに残り続けていた。

こうして振り返ると、この週のTOP10は洋楽の新しいディスコ・ファンクの波と、邦楽における映画・ドラマタイアップの強さ、そしてベテランと若手が同居する層の厚さを同時に感じさせるラインナップだった。「24K Magic」が首位に立ったことは、単なる一曲のヒットにとどまらず、音楽シーン全体が持つ多様な魅力を象徴する出来事だったと言えるだろう。

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2016年12月4日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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