TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2013年4月28日放送)

TOKIO HOT 100 2013-04-28 放送回ランキング ランキング

本ページには広告(Amazonアソシエイト・楽天アフィリエイト等)を含みます。

2013年4月28日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2013年4月28日放送回)。

この週の音楽シーン

2013年4月28日放送回の「TOKIO HOT 100」で1位に輝いたのは、ジャスティン・ティンバーレイクがジェイ・Zを迎えた「SUIT AND TIE」だった。この曲は、ジャスティン・ティンバーレイクにとって数年ぶりとなった本格的な音楽活動再開を象徴する一曲であり、俳優業に軸足を移していた彼がポップ/R&Bシーンに帰還したことを世界中に印象づけたシングルでもある。スーツを纏ったダンディズムと、ホーンセクションを効かせたレトロモダンなサウンドは、当時のクラブ/ラジオシーンに新しい風を吹き込み、日本のリスナーにも強く支持されたことがうかがえる。ジェイ・Zとの共演も相まって、単なるカムバック曲以上の存在感を放っていたことが、この週の首位という結果からも感じ取れる。

この週のTOP10を眺めると、洋楽と邦楽が絶妙に混在しているのが「TOKIO HOT 100」らしいところだ。2位にはスピッツの「さらさら」、3位にはサカナクションの「ミュージック」がランクインしており、日本の音楽シーンにおいてもロックバンドが独自の存在感を保っていた時期であることが伝わってくる。サカナクションはこの頃、バンドサウンドとエレクトロニックな要素を融合させたスタイルで多くのリスナーを惹きつけており、「ミュージック」というタイトルそのものが彼らの音楽への向き合い方を体現しているようにも思える。

4位にはラブサイケデリコの「CALLING YOU」がランクイン。デビュー当初から一貫してブルージーでオルタナティブな空気感を纏う彼女たちの楽曲は、時代が移り変わっても色褪せない独自の魅力を放ち続けていた。5位のマイケル・ブーブレ「IT’S A BEAUTIFUL DAY」は、ジャズ/スタンダードポップの系譜を現代的にアップデートする彼のスタイルが光る一曲で、洋楽リスナーの間でも安定した人気を誇っていたことがうかがえる。

6位のザ・ストロークスは、2000年代初頭のガレージロック・リバイバルを牽引した存在として知られ、この時期も新作を通じてロックシーンへの影響力を示し続けていた。7位にはクリープハイプの「憂、燦々」がランクイン。当時勢いを増しつつあった日本のバンドシーンにおいて、尾崎世界観の独特な歌詞世界と鋭いバンドサウンドが多くの支持を集めていた時期と重なる。8位のスガシカオ、9位の斉藤和義といったベテラン勢の存在も見逃せない。両者とも長いキャリアの中で常に新しい表現を模索し続けており、この週のランクインはその創作意欲の高さを物語っている。

10位にはウィル・アイ・アムがジャスティン・ビーバーをフィーチャーした「♯THATPOWER」がランクイン。EDMブームが世界的に高まりつつあったこの時期、こうしたダンスミュージックとポップスの融合はチャートの新しい潮流を作り出していた。全体を通して見ると、この週のTOP10は洋楽・邦楽、ベテラン・若手、ロック・ポップス・R&Bといった多様なジャンルが共存しており、2013年春という時代の音楽的な豊かさを象徴する一週間だったと言えるだろう。

🎧 この曲を聴くなら[PR]

2013年4月28日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

いい音で聴くなら[PR]

次の週(2013年5月5日) »

あわせて読みたい

コメント

タイトルとURLをコピーしました