TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2012年10月28日放送)

TOKIO HOT 100 2012-10-28 放送回ランキング ランキング

本ページには広告(Amazonアソシエイト・楽天アフィリエイト等)を含みます。

2012年10月28日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2012年10月28日放送回)。

この週の音楽シーン

2012年10月28日放送回の「TOKIO HOT 100」で1位に輝いたのは、カナダ出身のシンガーソングライター、カーリー・レイ・ジェプセンの「THIS KISS」だった。この年の彼女といえば、世界中で歌われた「Call Me Maybe」が最大の話題であり、その勢いを引き継ぐ形で届けられたのが本作である。弾けるようなポップ・サウンドとキャッチーなメロディーは、前作から地続きの明るさを持ちながらも、より洗練されたダンスビートを纏っており、当時のラジオでも軽やかな存在感を放っていた。2012年という年は、北米発のポップ・アイコンが次々と日本のチャートにも波及していた時期で、彼女の楽曲もまさにその象徴だったといえるだろう。

この週のTOP10を眺めると、そうした国際色の豊かさがよく表れている。5位にはアデルの「SKYFALL」がランクインしており、同年公開の007シリーズ最新作の主題歌として大きな話題を集めていた。重厚で劇的なボーカルは、カーリー・レイの軽快なポップとは対照的な存在感を放ち、同じチャート上で共存していたことが興味深い。また10位にはワン・ダイレクションの「LIVE WHILE WE’RE YOUNG」がランクインし、若い世代を中心とした英国発ボーイズグループの勢いも感じられる。7位のミューズ「MADNESS」、8位のマイカの「CELEBRATE」なども含め、この週は洋楽勢の層の厚さが際立っていた回だったと言えるだろう。

一方、邦楽勢も存在感を放っていた。2位には木村カエラの「SUN SHOWER」がランクイン。透明感のある声とポップセンスは、当時のJ-POPシーンにおいて独自の立ち位置を築いていた。3位のJUJUによる「ありがとう」は、伸びやかな歌声と情感豊かな歌唱で、多くのリスナーの心を掴んだ楽曲だ。4位にはクリープハイプの「おやすみ泣き声、さよなら歌姫」がランクインしており、当時インディーズシーンから注目を集めていたバンドの台頭を象徴する一曲でもあった。6位のきゃりーぱみゅぱみゅ「ファッションモンスター」は、中田ヤスタカ프로デュースによる独特なポップ世界観が国内外で話題を呼んでいた時期の楽曲であり、9位のチャットモンチー「変身」とともに、邦楽ロック・ポップシーンの多様性を物語っている。

こうして振り返ると、この週のチャートは洋楽・邦楽問わず、ジャンルも国籍も異なるアーティストたちが同じ土俵で鎬を削っていた、まさに2012年らしいラインナップだったといえる。カーリー・レイ・ジェプセンの「THIS KISS」が1位を飾ったこの週は、ポップミュージックの持つ軽やかさと国際性が色濃く反映された瞬間であり、当時のリスナーにとっても新旧・洋邦を横断する刺激的な選曲リストだったのではないだろうか。今聴き返しても、それぞれの楽曲が持つ個性がくっきりと浮かび上がってくる、印象深い一週間である。

🎧 この曲を聴くなら[PR]

2012年10月28日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

スピーカーで鳴らすなら[PR]

次の週(2012年11月4日) »

あわせて読みたい

コメント

タイトルとURLをコピーしました