TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2025年5月18日放送)

TOKIO HOT 100 2025-05-18 放送回ランキング ランキング

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2025年5月18日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2025年5月18日放送回)。

この週の音楽シーン

2025年5月18日放送の「TOKIO HOT 100」を振り返ると、TOP10の頂点に輝いたのはKING GNUの「TWILIGHT!!!」だった。バンドとしての演奏力とポップスとしての開放感を両立させる姿勢は、彼らがデビュー期から一貫して掲げてきた美意識そのものであり、この曲でもその哲学が色濃く滲んでいた。タイトルが示す「たそがれどき」という時間帯の揺らぎを、サウンドの質感や声のトーンで丁寧に描き出す手つきは、聴き手を一瞬で世界観に引き込む強度を持っている。国内外問わず様々な音楽的語彙を吸収しながら、それを日本語のポップスとして違和感なく響かせてしまう技量は、この時期の彼らがすでに一つの完成形に達していたことを物語っていた。

2位にはMAROON 5とLISAによる「PRICELESS」がランクイン。海外の大型アクトと日本発のアーティストが一つの楽曲で交差する構図は、近年のポップシーンにおけるコラボレーションの潮流を象徴していた。国境を越えたフィーチャリングがもはや特別な出来事ではなく、日常的な選択肢として定着していたことがうかがえる並びだ。3位の星野源「STAR」は、シンプルな言葉と洗練されたトラックメイキングで日常に寄り添う楽曲を作り続けてきた彼らしい一曲。4位のsombr「UNDRESSED」は、海外のインディー/ベッドルームポップ的な感性が日本のリスナーにも自然に届くようになった時代性を感じさせる存在だった。

5位の宇多田ヒカル「MINE OR YOURS」は、キャリアを重ねてなお現在進行形でシーンの中心にいることを証明するナンバー。6位のSTUTSは、KOHJIYA & HANA HOPEというフィーチャリング陣とともに、ヒップホップ/R&B的な感性を洗練された形で提示し、日本の音楽シーンにおけるトラックメイカーの地位の高さを改めて印象づけた。7位のサカナクション「怪獣」は、バンドとしての実験精神とポップスとしての強度を両立させる独自の立ち位置を再確認させる一曲であり、8位のMISIA「LOVE NEVER DIES」は、圧倒的な歌唱力で楽曲のスケールを押し上げる存在感を放っていた。

9位のBE:FIRST「夢中」は、国内男性グループシーンの勢いを牽引する存在としての説得力を示し、10位のBenson Boone「MYSTICAL MAGICAL」は、海外の若手アーティストが持つポップとロックの境界を軽やかに越えるセンスを見せつけた。こうして並べてみると、この週のTOP10は国内バンド、海外ポップアクト、ベテランシンガー、若手グループ、そしてインディー的感性まで、実に多層的な顔ぶれで構成されていたことが分かる。

その頂点に立ったKING GNUの「TWILIGHT!!!」は、こうした多様な音楽性が並ぶ中でも独自の輝きを放っていた。バンドサウンドの生々しさと洗練されたポップセンスを同時に成立させる彼らの姿勢は、ジャンルの垣根が曖昧になっていく時代において、むしろ明確な個性として際立って聴こえる。この週のチャートは、そうした多様性の只中で「バンドにしか鳴らせない音」を改めて提示した瞬間として記憶されるべきだろう。

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2025年5月18日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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