TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2024年8月4日放送)

TOKIO HOT 100 2024-08-04 放送回ランキング ランキング

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2024年8月4日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2024年8月4日放送回)。

この週の音楽シーン

2024年8月4日の「TOKIO HOT 100」を振り返ると、栄えある1位に輝いたのはDARUMASの「DARUMA」だった。夏本番、パリ五輪の熱気が世界を包み込んでいたこの時期に、国内発のアクトが首位を獲得したことは象徴的だ。真夏の高温多湿な空気を吹き飛ばすようなビートと、耳に残るタイトルの語感が、ラジオというメディアを通じて多くのリスナーの記憶に刻まれた週だったのではないだろうか。TOKIO HOT 100は洋楽・邦楽を問わず、その週にオンエアされた楽曲の総合力でランキングが決まる番組であり、DARUMASが数多の実力派を抑えてトップに立ったことは、当時のシーンにおける新しい波の存在を感じさせるものだった。

2位には藤井 風の「FEELIN’ GO(O)D」がランクイン。国内外から評価を集め続けるアーティストとして、この時期も独自のグルーヴ感と英語詞での表現力を武器に上位をキープしていた印象がある。3位にはKATY PERRYの「WOMAN’S WORLD」。ポップ・アイコンとしての存在感を改めて示す一曲で、女性のエンパワーメントをテーマにしたメッセージ性も話題を呼んだ。4位のONE OK ROCKによる「DELUSION:ALL」は、日本のロックバンドが世界基準のサウンドを鳴らし続けていることの証左であり、5位のGWEN STEFANI × ANDERSON .PAAKによる「HELLO WORLD(SONG OF THE OLYMPICS)」は、まさにパリ五輪イヤーを象徴する起用だった。

6位のXG「SOMETHING AIN’T RIGHT」、9位のNewJeans「SUPERNATURAL」といったK-POP/J-POPの越境的なガールズグループの躍進も見逃せない。この年、アジア発のガールズグループが欧米のチャートやプレイリストでも存在感を強めており、TOKIO HOT 100のような都市型ラジオチャートにもその潮流がしっかりと反映されていたことがわかる。7位のSALA「EVERY HOUR」、8位のOfficial髭男dism「SHARON」は、それぞれ異なるアプローチながら、日本のポップスシーンの層の厚さを物語る存在だ。10位のClairo「ADD UP MY LOVE」は、インディー・ポップ/ベッドルームポップの美学を持ち込み、夜のドライブや静かな時間に寄り添うような一曲として、リストの締めくくりに絶妙なバランスを与えていた。

この週のTOP10を俯瞰すると、国内バンド、シンガーソングライター、K-POP/J-POPのガールズグループ、そして欧米のポップ・スター、インディーアーティストまでが混在し、ジャンルもルーツも越えた多様性が際立つ。オリンピックイヤーという特別な夏に、DARUMASの「DARUMA」が1位に輝いたことは、既存の枠組みにとらわれない新しい才能がラジオという場でしっかりと評価される時代になっていたことを物語っている。TOKIO HOT 100が持つ「今この瞬間の空気」を切り取る力を、改めて感じさせてくれるチャートだった。

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2024年8月4日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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