TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2024年6月30日放送)

TOKIO HOT 100 2024-06-30 放送回ランキング ランキング

本ページには広告(Amazonアソシエイト・楽天アフィリエイト等)を含みます。

2024年6月30日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2024年6月30日放送回)。

この週の音楽シーン

2024年6月30日放送の「TOKIO HOT 100」を振り返ると、トップに輝いたのはNewJeansの「How Sweet」だった。同じ週の7位にも「Bubble Gum」がランクインしており、この時期のNewJeansがシングル単位で複数曲を並行してリスナーに届けていたことが、このチャートの並びからもうかがえる。K-POP第4世代を象徴するグループとして、Y2K的な意匠とミニマルなビートを組み合わせたサウンドは、2024年の夏という季節にもよく似合っていた。軽やかで涼しげな質感の楽曲が上位に来ることは、夏場のチャートではしばしば見られる傾向であり、「How Sweet」のタイトルが持つ甘やかな響きも含め、季節感とマッチしたナンバー1だったと言える。

2位にはJUNG KOOKの「Never Let Go」が入っており、BTSのメンバーとしてだけでなく、ソロアーティストとしての存在感を国際的なチャートシーンで示し続けていた時期だったことが分かる。3位のBillie Eilishによる「Birds of a Feather」も見逃せない。当時リリースされたアルバム『HIT ME HARD AND SOFT』からの楽曲で、彼女がティーンエイジャーの頃から培ってきた内省的な作風を、より成熟した形で提示していた時期にあたる。この週のTOP3が、韓国発のポップ、K-POPアイドルのソロ活動、そして欧米の代表的シンガーソングライターという三者三様の顔ぶれで構成されている点に、当時のグローバルなポップシーンの多層性が表れている。

4位には米津玄師の「毎日」がランクイン。国内アーティストとして海外勢と肩を並べる位置につけていることは、日本のリスナーの支持の厚さを物語っている。米津玄師はこの時期、映像作品との関わりも含めて精力的に楽曲を発表しており、耳に残るメロディと文学的な言葉選びで、幅広い世代に届く楽曲を作り続けていた。9位のチョーキューメイ、10位のMICHAEL KANEKOといった名前も並び、国内シーンの多様な才能がこの週のチャートの中に共存していたことがわかる。

また5位のPale Wavesや6位のGracie Abrams、8位のGinger Rootといった名前は、当時のインディー〜オルタナティブ領域で存在感を強めていたアーティストたちだ。特にGracie Abramsは、感情の機微を丁寧にすくい取るソングライティングで注目を集めており、この時期のポップシーンにおける「静かな熱量」を代表する存在だったと言えるだろう。Ginger Rootの都会的でレトロモダンなサウンドも、多国籍化する2024年のリスナーの耳の広がりを感じさせる。

この週のTOP10を俯瞰すると、K-POP、欧米のシンガーソングライター、日本のJ-POP、そしてインディー系アーティストが同じテーブルに並ぶ、まさに「ボーダレス」なリスニング環境が2024年半ばには当たり前になっていたことが見えてくる。NewJeansの「How Sweet」が首位に立ったこの週は、そうした時代の空気を凝縮したような一枚のスナップショットとして、今振り返っても興味深い並びである。

🎧 この曲を聴くなら[PR]

2024年6月30日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

次の週(2024年7月7日) »

いい音で聴くなら[PR]

あわせて読みたい

コメント

タイトルとURLをコピーしました