TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2024年6月23日放送)

TOKIO HOT 100 2024-06-23 放送回ランキング ランキング

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2024年6月23日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2024年6月23日放送回)。

この週の音楽シーン

2024年6月23日放送の「TOKIO HOT 100」を振り返ると、1位に輝いたのはNewJeansの「How Sweet」だった。K-POP第4世代を象徴する存在として世界的な人気を確立していた彼女たちが、この時期にまた新たな代表曲を送り出したことは、日本のリスナーにとっても大きな出来事として受け止められただろう。NewJeansはデビュー当初から、90年代後半から2000年代初頭のUKガラージやR&Bを彷彿とさせるサウンドを軸に、K-POPの枠を超えたグローバルなポップミュージックとしての評価を築いてきたグループだ。「How Sweet」もまた、そうした彼女たちらしい浮遊感のあるトラックメイクと、抜け感のあるボーカルワークが持ち味となっており、夏の訪れを感じさせるタイミングでのリリースは、季節感とも重なり合う形でリスナーの耳に届いたのではないだろうか。

この週のTOP10全体を眺めると、2位にBillie Eilishの「Birds Of A Feather」、6位にSabrina Carpenterの「Espresso」、10位にPost Malone feat. Morgan Wallenの「I Had Some Help」と、2024年のUSポップシーンを象徴する楽曲が並んでいるのが印象的だ。特にBillie EilishとSabrina Carpenterは、この年に新たな代表曲を確立したアーティストとして語られることが多く、それぞれ異なるアプローチながらも、パーソナルな感情表現とポップネスを両立させた楽曲でリスナーの支持を集めていた時期だった。

一方でK-POP勢もNewJeansだけでなく、7位にILLIT、8位にXGといった名前が並ぶ。ILLITはこの年にデビューを果たした新世代グループであり、XGはK-POPのフォーマットを取り入れながらも日本発というユニークな立ち位置で世界的な展開を進めていたグループだ。こうした顔ぶれから、2024年半ばという時期が、K-POPというジャンルの中でも世代交代や新たなプレイヤーの台頭が同時多発的に起きていたタイミングであったことがうかがえる。

また3位には米津玄師の「毎日」がランクインしており、国内外の楽曲が入り混じるチャートの中で、日本語詞のポップスがしっかりと存在感を放っていたことも見逃せない。4位のNulbarich & SunnyによるUMI参加曲「Lucky」も含め、国内アーティストが海外アーティストとのコラボレーションやフィーチャリングを通じて越境的な音楽性を打ち出していた点は、当時の日本の音楽シーンの一つの潮流として振り返ることができる。

JUNG KOOKの「Never Let Go」やCharlie Puthの「Hero」もランクインしており、ソロアーティストとしての表現に軸足を移すBTSメンバーの活動や、ポップスの歌い手として安定した支持を集め続けるCharlie Puthの存在感も、このチャートから読み取れる。全体として、K-POP、USポップス、日本のシティポップ的感性が同居するこの回のTOP10は、2024年の夏を迎える前夜の音楽シーンの多様性を凝縮した一枚のスナップショットとして、今聴き返しても興味深いラインナップだったと言えるだろう。

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2024年6月23日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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