TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2024年2月11日放送)

TOKIO HOT 100 2024-02-11 放送回ランキング ランキング

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2024年2月11日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2024年2月11日放送回)。

この週の音楽シーン

2024年2月11日放送の「TOKIO HOT 100」を振り返ると、堂々の1位に輝いたのはARIANA GRANDEの「YES, AND?」だった。彼女にとって久々の新曲リリースとなったこの楽曲は、ダンスミュージックの要素を大胆に取り入れたアッパーな仕上がりで、これまでのバラード寄りの印象とは一線を画す挑戦的な一曲として話題を呼んだ。タイトルの「YES, AND?」という言葉自体が、他人の評価や批判に対して毅然と構える姿勢を感じさせるもので、彼女自身のここ数年のパーソナルな変化とも重ね合わせて語られることが多かった楽曲だ。ダンスフロアを意識したビートと伸びやかなボーカルの対比が、この曲最大の聴きどころと言えるだろう。

TOP10全体を眺めると、この週は多国籍かつジャンル横断的な顔ぶれが揃っていたことが分かる。2位にはNORAH JONESの「RUNNING」がランクイン。ジャズ・ピアニストとしてキャリアをスタートさせた彼女が、円熟した歌声で聴かせる楽曲は、上位の中でも異彩を放つ落ち着いたトーンを持っていた。一方、3位にはVAUNDYの「タイムパラドックス」が入り、国内アーティストとして存在感を示している。彼の音楽性の幅広さ、ジャンルを軽やかに横断するセンスは、この時期の日本の音楽シーンを象徴する要素のひとつだった。

4位のCREEPY NUTSによる「BLING-BANG-BANG-BORN」も見逃せない。ヒップホップユニットとしての鋭いリリックと中毒性のあるフックが融合したこの楽曲は、後に大きなムーブメントを巻き起こすことになる楽曲であり、この時点でのランクインはその予兆を感じさせるものだった。また5位のTHE LAST DINNER PARTYは、当時イギリスから登場した新鋭バンドとして注目を集めており、「SINNER」はドラマティックな展開と芝居がかったボーカルが印象的な一曲。ロックバンド編成でありながら現代的な洗練さを併せ持つサウンドは、新しい世代のロックの在り方を提示していた。

6位のDUA LIPAによる「HOUDINI」も、この週のチャートを語る上で欠かせない存在だ。ディスコ・ポップ路線を継続しつつ、より洗練されたグルーヴを追求した楽曲であり、彼女がポップスシーンの最前線に居続けていることを改めて印象付けた。7位のJENNIFER LOPEZ、8位のKYGO WITH AVA MAXといったベテラン・実力派の顔ぶれも並び、ダンスミュージックとポップスの境界が溶け合っていく当時の潮流がよく表れている。9位のJUSTICE starring TAME IMPALAは、フレンチ・エレクトロとサイケデリックロックの融合という実験性の高い組み合わせで、音楽的な化学反応の面白さを提示した楽曲だった。そして10位にはJUSTIN TIMBERLAKEの「SELFISH」がランクイン、往年のポップスターの新たな一面を感じさせるものとなった。

こうして振り返ると、この週のTOP10は新旧・国籍・ジャンルが入り混じる非常にバラエティ豊かな顔ぶれだったことが分かる。ARIANA GRANDEの新境地を頂点に据えつつ、ジャズ、ロック、ヒップホップ、エレクトロニカと、多様な音楽的アプローチが共存していた点こそ、当時のグローバルなポップシーンの豊かさを象徴していたのではないだろうか。

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2024年2月11日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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