TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2024年2月4日放送)

TOKIO HOT 100 2024-02-04 放送回ランキング ランキング

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2024年2月4日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2024年2月4日放送回)。

この週の音楽シーン

2024年2月4日放送の「TOKIO HOT 100」で1位に輝いたのは、ARIANA GRANDEの「YES, AND?」だった。前年のドラマ撮影を経て活動のペースを落としていた彼女が、久々にポップ・フィールドの主役として帰ってきたことを象徴する一曲であり、この週のチャートインもその存在感の大きさを裏付けている。サウンドはハウス・ミュージックを基調としており、80〜90年代のクラブ・カルチャーへのオマージュを感じさせる四つ打ちのビートと、伸びやかなヴォーカルワークが心地よく絡み合う構成になっている。世間の評価や視線に振り回されず、自分自身の軸を持って生きるというテーマ性も感じ取れ、単なるダンスチューンにとどまらない芯の強さを持った楽曲として受け止められていた。

2位にはNORAH JONESの「RUNNING」がランクイン。ジャズ/フォーク的な質感を保ちながらも、落ち着いたグルーヴを持つ楽曲で、1位のダンサブルな空気感とは対照的な聴き心地を提供していた。3位のUMI feat. V of BTSによる「WHEREVER U R」は、BTSメンバーのソロ活動が国境を越えてポップ・フィールドに浸透していく流れの中で生まれたコラボレーションであり、K-POPとUSインディー・R&Bの接続点として興味深い一曲だった。

邦楽勢では、4位にVAUNDYの「タイムパラドックス」、5位にMrs. GREEN APPLEの「ナハトムジーク」が続く。どちらも当時、幅広い世代からの支持を集めていたアーティストであり、国内シーンのメロディメイカーとしての実力を改めて示す並びだった。7位の空とぶ東京(CHO CO PA CO CHO CO QUIN QUIN)や8位back numberの「冬と春」は、季節感を色濃く反映した楽曲として、放送当時の冬から春へと向かう空気とリンクしていたように思う。

6位のTHE LAST DINNER PARTYは、当時のUKロックシーンで急速に注目を集めていたバンドの一つで、「SINNER」はドラマティックな展開とシアトリカルな表現力が持ち味の楽曲だった。ギターロックの新しい波を担う存在として、この時期の洋楽ロックファンの間で話題になっていたことを思い出す。10位にはLIAM GALLAGHER & JOHN SQUIREの「JUST ANOTHER RAINBOW」がランクイン。90年代のブリットポップを牽引した二人が組んだプロジェクトということもあり、往年のUKロックファンにとっては感慨深いニュースだった。9位のKYGO WITH AVA MAXによる「WHATEVER」は、トロピカルハウスの旗手による軽やかなダンスポップで、こちらも1位の空気感と呼応するような一曲だったといえる。

こうして振り返ると、この週のTOP10は洋楽・邦楽を問わずダンスミュージックの高揚感とバラード的な情緒が同居する、バランスの取れたラインナップだったことがわかる。中心に据えられたARIANA GRANDEの「YES, AND?」は、2024年という年の音楽シーンにおける一つの起点となった楽曲であり、その後の彼女の活動の広がりを考えても、この時期の空気を象徴する重要な一曲として記憶に残っている。

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2024年2月4日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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