TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2022年7月17日放送)

TOKIO HOT 100 2022-07-17 放送回ランキング ランキング

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2022年7月17日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2022年7月17日放送回)。

この週の音楽シーン

2022年7月17日放送の「TOKIO HOT 100」で1位に輝いたのは、BEYONCEの「BREAK MY SOUL」だった。この曲は、彼女が7年ぶりにリリースしたアルバム「RENAISSANCE」の先行シングルとして発表され、当時の音楽シーンに大きな衝撃を与えた一曲だ。ハウスミュージックのビートを取り入れたダンサブルなサウンドは、コロナ禍で長らく制限されていたクラブやフェスの空気を思い出させるようなエネルギーに満ちており、リスナーの心を強く揺さぶった。BEYONCEというポップカルチャーの頂点に立つアーティストが、あえてハウスというアンダーグラウンドなジャンルにルーツを持つ音楽性を大々的に取り入れたことは、当時の音楽メディアでも大きな話題となった。

この週のTOP10を見渡すと、ジャンルの幅広さが際立っている。2位にはIRIの「STARLIGHT」がランクイン。国内アーティストとして、洗練されたR&Bやソウルの要素を持つ楽曲で存在感を示していた時期だ。3位のJACOB COLLIERは、音楽理論への深い探求と実験精神で知られるアーティストで、LIZZY MCALPINEやJOHN MAYERといった豪華な参加陣とともに、ジャンルを超えたコラボレーションの妙を聴かせている。4位のCHARLIE PUTHとBTSのJUNG KOOKによる「LEFT AND RIGHT」は、K-POPとアメリカのポップシーンの結びつきがより一層深まっていた当時を象徴する組み合わせだった。

5位のMICHAEL KANEKOとハナレグミによる「RECIPE」は、日本語ポップスの温かみを感じさせる楽曲で、国内アーティスト同士のコラボレーションが持つ独特の魅力を伝えている。6位のWHITNEYは、インディーフォークやソフトロックの流れを汲むバンドで、当時のUSインディーシーンの多様性を代表する存在だった。7位には、日本出身で国際的に活躍するRINA SAWAYAMAの「CATCH ME IN THE AIR」がランクイン。彼女は当時、独自の音楽性とビジュアルで世界的に注目を集めていたアーティストの一人だ。

8位のBLACK EYED PEASとSHAKIRA、DAVID GUETTAという組み合わせは、ダンスミュージックのベテランたちが手を組んだ楽曲で、世界的なパーティーチューンとしての存在感を示している。9位のGORILLAZは、DAMON ALBARNによるバーチャルバンドプロジェクトとして長年活動を続けており、THUNDERCATとのコラボレーションによって、この時期も新しい音楽的挑戦を続けていたことが伝わってくる。10位のTANK AND THE BANGASは、ニューオーリンズ出身のバンドとして、ソウルやジャズ、ヒップホップを融合させた独自のサウンドを持つグループだ。

このチャートを振り返ると、2022年夏という時期は、コロナ禍からの解放感と、ジャンルの垣根を超えたコラボレーションが同時に花開いた時代だったことがうかがえる。BEYONCEが1位を獲得したことは、単なるポップスターの新曲ヒットという以上に、ダンスミュージックへの回帰という時代的な気運を象徴する出来事として、今振り返っても印象深い。

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2022年7月17日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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