TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2005年7月10日放送)

TOKIO HOT 100 2005-07-10 放送回ランキング ランキング

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2005年7月10日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2005年7月10日放送回)。

この週の音楽シーン

2005年7月10日放送の「TOKIO HOT 100」を振り返ると、1位に輝いていたのはJAMIROQUAIの「FEELS JUST LIKE IT SHOULD」だった。ジェイ・ケイ率いるこのバンドは90年代からアシッドジャズやファンクの要素をポップスに落とし込み、独自のグルーヴを築いてきたが、この楽曲でもその持ち味は健在。都会的でありながら踊れるリズム、洗練されたベースラインとホーンの絡みは、まさに「TOKIO HOT 100」というJ-WAVEらしい都市型のチャート番組にふさわしい一曲だったと言えるだろう。2005年という年は、ロックの重厚なリバイバルとダンスミュージックの軽やかさが同居していた時期で、JAMIROQUAIのような洗練されたグルーヴ系サウンドがチャート上位に入ること自体、当時のリスナーの耳の多様さを物語っている。

2位以下を見渡すと、当時の邦楽・洋楽の混在ぶりがよくわかる。ケツメイシの「ドライブ」はメロウなラップとメロディアスなサビが夏の夜のドライブ感を演出し、まさに季節感のある一曲としてヘビーローテーションされていた印象が強い。YUKIの「ドラマチック」は、JUDY AND MARY解散後のソロ活動で独自のポップセンスを確立していた時期の楽曲で、彼女らしいキャッチーさと透明感のあるボーカルが光る。SINGER SONGERは奥田民生プロデュースというユニークな成り立ちを持つユニットで、当時の音楽シーンにおける“遊び心のあるコラボレーション”を象徴する存在だった。

洋楽勢では、BACKSTREET BOYSの「INCOMPLETE」が復活を印象づける楽曲として存在感を放ち、BLACK EYED PEASの「DON’T LIE」はまだフェルギー加入後のパーティーチューン路線が確立しつつある時期の一曲。COLDPLAYの「SPEED OF SOUND」は、アルバム『X&Y』からのシングルで、壮大なサウンドスケープが持ち味のバンドがさらにスケール感を増していく過程を示す楽曲だった。こうした顔ぶれからも、2005年のTOKIO HOT 100が単なる邦楽・洋楽の枠を超え、グローバルな音楽シーンの「今」を切り取っていたことがうかがえる。

さらに、DEF TECHとRIZEのコラボレーションによる「KONOMAMA」や、BENNIE Kの「DREAMLAND」といったヒップホップ/レゲエ色の強い楽曲がランクインしているのも興味深い。Mr.Childrenの「AND I LOVE YOU」も含め、バラードからダンスミュージックまでジャンルを横断する多様性こそが、この時代のチャートの醍醐味だったのだろう。JAMIROQUAIを頂点に据えたこの週のTOP10は、洋楽・邦楽、ロック・ヒップホップ・ポップスが等しく共存していた2000年代半ばの音楽シーンの豊かさを、今なお鮮やかに伝えてくれる貴重な記録だ。

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2005年7月10日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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