TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2011年7月3日放送)

TOKIO HOT 100 2011-07-03 放送回ランキング ランキング

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2011年7月3日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2011年7月3日放送回)。

この週の音楽シーン

2011年7月3日放送の「TOKIO HOT 100」で1位に輝いたのは、SUPERFLYの「ROLLIN’ DAYS」だった。越智志帆の伸びやかで力強いボーカルを軸に、ギターロックのダイナミズムを前面に押し出したこの楽曲は、デビュー以来「Alright!!」や「愛をこめて花束を」などで培ってきたSUPERFLYらしい骨太なサウンドの延長線上にありながら、夏の到来を予感させる開放感のあるアレンジが印象的だった。震災から数か月が経ち、社会全体がまだ落ち着きを取り戻す過程にあった2011年の夏、こうした前向きでエネルギッシュな楽曲がリスナーの支持を集めたことは、当時の空気感を象徴していたと言えるだろう。

この週のTOP10を眺めると、洋楽・邦楽が入り混じる非常にバランスの取れたラインナップだったことがわかる。2位にはLADY GAGAの「THE EDGE OF GLORY」、10位には同じくGAGAの「JUDAS」がランクインしており、アルバム『Born This Way』を引っさげた彼女の勢いがピークに達していた時期であることが見て取れる。強烈なビジュアルと楽曲のドラマ性で世界的なムーブメントを巻き起こしていたGAGAが、同時に2曲もTOP10入りしている点は、当時の洋楽シーンにおける彼女の存在感の大きさを物語っている。

3位のCOLDPLAY「EVERY TEARDROP IS A WATERFALL」も見逃せない。後のアルバム『Mylo Xyloto』に収録される先行曲で、それまでの叙情的なロックサウンドから一歩踏み出し、エレクトロやダンスミュージックの要素を取り入れた開放的なナンバーだった。バンドが新たな音楽的方向性を模索していた時期の空気を感じさせる一曲だ。

邦楽勢では、西野カナの「ESPERANZA」が4位に、RIP SLYMEの「甘い生活~LA DOLCE VITA~」が6位に、YUIの「HELLO~PARADISE KISS~」が7位に、そして平井堅の「いとしき日々よ」が9位に入っている。西野カナは当時、女性リスナーの共感を軸にしたラブソングで確固たる地位を築きつつあり、RIP SLYMEはヒップホップグループとして独自のポップセンスを発揮し続けていた。YUIは自身が出演する映画とも関わりの深い楽曲でシンガーソングライターとしての表現の幅を見せ、平井堅は円熟したバラードで存在感を示していた。8位のARCTIC MONKEYSは、UKロックの新世代らしい荒々しさとポップさを併せ持つサウンドで異彩を放っていた。

こうして振り返ると、2011年7月初旬という時期は、国内外のロック、ポップス、ヒップホップが互いに刺激し合いながら共存していた、多様性豊かな瞬間だったことがわかる。その中心に立ったSUPERFLYの「ROLLIN’ DAYS」は、力強さと開放感を兼ね備えた楽曲として、当時の夏を鮮やかに彩った一曲だったと言えるだろう。

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2011年7月3日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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