TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2012年10月14日放送)

TOKIO HOT 100 2012-10-14 放送回ランキング ランキング

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2012年10月14日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2012年10月14日放送回)。

この週の音楽シーン

2012年10月14日放送分のTOKIO HOT 100は、国内外のロック、ポップス、R&Bが一堂に会する、いかにもこの番組らしい多彩な顔ぶれとなった。その頂点に立ったのが、Superflyの「FORCE」である。志摩遼平を中心とするこのユニットは、パワフルなボーカルと骨太なロックサウンドを武器に、デビュー以来一貫して「歌の強度」で勝負してきたアーティストだ。タイトル通り「力」を前面に押し出したこの楽曲は、疾走感のあるバンドサウンドと伸びやかな歌声が拮抗し、聴く者を鼓舞するようなエネルギーに満ちている。当時の邦楽ロックシーンにおいて、Superflyは女性ボーカルの説得力を体現する存在であり続けており、「FORCE」もまたそうした系譜に連なる一曲として、多くのリスナーの心を掴んだのだろう。

2位に入ったMIKAとファレル・ウィリアムスの「CELEBRATE」は、ポップスの祝祭感を凝縮したような楽曲だ。ファレルは当時すでにヒットメーカーとしての地位を築いており、彼が絡むことで楽曲に独特のグルーヴが宿る。3位のMUSE「MADNESS」は、この年に発表されたアルバム『The 2nd Law』からのシングルで、従来の壮大なロックサウンドに加え、エレクトロニックな要素やベース主体のグルーヴを取り入れた意欲作として話題になった一曲だ。ロックバンドが自らのサウンドを更新し続ける姿勢が色濃く出ている。

邦楽勢に目を向ければ、4位のJUJU「ありがとう」は、彼女ならではの情感豊かな歌唱が光るバラードであり、6位の木村カエラ「SUN SHOWER」は、ポップな感性とロックのエッジを併せ持つ彼女らしい一曲だ。9位のクリープハイプ「おやすみ泣き声、さよなら歌姫」は、尾崎世界観の独特な言葉選びとバンドサウンドが、当時のオルタナティブなロックリスナーの支持を集めていたことを物語っている。

洋楽勢もこの週は粒ぞろいだった。5位のGreen Dayは、この年「¡Uno!」「¡Dos!」「¡Tré!」という三部作アルバムを立て続けにリリースするという大胆な試みに挑んでおり、「OH LOVE」はそのプロジェクトの一環として世に出た楽曲だ。パンクロックの旗手が新たな野心を見せた時期でもあった。7位のCarly Rae Jepsenは、この年「Call Me Maybe」で世界的なブレイクを果たした直後であり、「THIS KISS」もその勢いを受けて注目を集めた一曲だろう。8位のP!nkによる「BLOW ME(ONE LAST KISS)」は、彼女らしい芯の強さと感情表現が同居するロックポップチューンだ。そして10位にはリアーナの「DIAMONDS」がランクイン。この楽曲は2012年を象徴するヒット曲の一つとして、世界中のチャートを席巻していた記憶がある人も多いはずだ。

このように振り返ると、この週のTOP10は邦楽ロック、洋楽オルタナ、ポップス、R&Bと、ジャンルの垣根を越えた選曲がなされていたことがわかる。Superflyの「FORCE」が1位に輝いたことは、力強い歌声とバンドサウンドが国内外の潮流の中でも確かな存在感を放っていたことの証左と言えるだろう。多様な音楽性が並存しながらも、それぞれが持つ「歌の力」が共通言語として響き合っていた一週間だったのではないだろうか。

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2012年10月14日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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