TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2012年10月7日放送)

TOKIO HOT 100 2012-10-07 放送回ランキング ランキング

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2012年10月7日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2012年10月7日放送回)。

この週の音楽シーン

2012年10月7日放送の「TOKIO HOT 100」で頂点に立ったのは、SUPERFLYの「FORCE」だった。越智志帆の力強くしなやかな歌声は、この曲でも存分に生かされており、聴く者の背中を押すような疾走感が印象的な一曲だ。SUPERFLYはデビュー当初からロックとソウルを軸にしたサウンドで支持を広げてきたバンドであり、この時期は活動の幅をさらに広げながら、シングル曲を通じて自分たちの音楽性を丁寧に更新していた時期だったと言える。「FORCE」というタイトルが示す通り、前向きなエネルギーを感じさせる楽曲がTOP10の頂点に置かれていたことは、当時のリスナーが求めていた音楽の一端を映し出していたのかもしれない。

この週のチャートを眺めると、洋楽と邦楽が絶妙なバランスで並んでいるのが特徴的だ。2位にはGREEN DAYの「OH LOVE」、3位にはCarly Rae Jepsenの「THIS KISS」がランクインしている。Carly Rae Jepsenといえば同年に世界的ヒットとなった「Call Me Maybe」の記憶がまだ新しい時期であり、彼女の勢いがそのまま次の作品にも引き継がれていたことがうかがえる。GREEN DAYはこの頃「¡Uno!」「¡Dos!」「¡Tré!」という3部作アルバムを展開しており、ベテランバンドらしい旺盛な創作意欲を見せていた時期だった。

邦楽勢に目を向けると、くるりの「EVERYBODY FEELS THE SAME」、木村カエラの「SUN SHOWER」、大橋トリオと平井堅による「東京ピエロ」、BUMP OF CHICKENの「FIREFLY」、サカナクションの「夜の踊り子」と、それぞれ個性の異なるアーティストたちが並んでいる。くるりは実験精神を保ちながらポップな側面も見せる時期であり、木村カエラは音楽活動と並行して多方面での活躍が目立っていた頃だ。大橋トリオと平井堅というコラボレーションは、それぞれのファン層をまたいで新たな魅力を提示する組み合わせとして興味深い。BUMP OF CHICKENは幅広い世代から支持を集める国民的バンドとしての地位を固めつつあり、サカナクションはエレクトロニックな要素とロックを融合させた独自の音楽性で注目を集めていた時期にあたる。

8位にはMIKAとPharrell Williamsによる「CELEBRATE」、10位にはP!nkの「BLOW ME(ONE LAST KISS)」がランクイン。P!nkはこの時期、力強いボーカルとポップセンスを両立させた楽曲で世界的な人気を保っていたアーティストであり、Pharrell Williamsはプロデューサーとしても、アーティストとしても存在感を増していく直前の時期だったと言える。

このように2012年10月のTOP10を振り返ると、洋楽・邦楽を問わず多様なジャンルの楽曲が同じ土俵で評価されていたことがよくわかる。SUPERFLYの「FORCE」が1位に輝いたことは、力強く歌い上げる音楽が当時のリスナーの心をつかんでいたことの証と言えるだろう。ラジオという媒体を通じて、国内外の新しい音楽の潮流が同時に届けられていたこの時代のプレイリストは、今聴き返しても飽きのこない豊かさを感じさせてくれる。

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2012年10月7日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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