TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2015年10月18日放送)

TOKIO HOT 100 2015-10-18 放送回ランキング ランキング

本ページには広告(Amazonアソシエイト・楽天アフィリエイト等)を含みます。

2015年10月18日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2015年10月18日放送回)。

この週の音楽シーン

2015年10月18日のJ-WAVE「TOKIO HOT 100」で1位に輝いたのは、サカナクションの「新宝島」だった。この曲は当時、テレビアニメ「バクマン。」の主題歌としても広く知られており、イントロのシンセサイザーが刻む反復フレーズと、山口一郎の伸びやかなボーカルが印象的な一曲だ。エレクトロニックなサウンドとロックバンドとしての骨格を融合させるサカナクションらしいアプローチが、この曲でも存分に発揮されている。ダンスミュージックのビート感を持ちながらも、どこか郷愁を誘うメロディーラインが同居しているのが特徴で、当時のJ-POPシーンにおいても異彩を放つ存在だった。バンドとクラブミュージックの境界を軽やかに越えていくサカナクションの姿勢は、2010年代前半から中盤にかけての音楽シーンにおいて、多くのフォロワーやリスナーに影響を与えたと言えるだろう。

このチャートを俯瞰すると、2015年秋という時代の空気が色濃く反映されていることがわかる。2位にはジャネット・ジャクソンがミッシー・エリオットを迎えた「BURNITUP!」がランクインしており、これはベテランR&Bアーティストの貫禄を感じさせる一曲だ。3位には米津玄師の「フローライト」が入っており、ボーカロイドプロデューサーとしてキャリアをスタートさせた彼が、シンガーソングライターとして着実に存在感を増していた時期であることがうかがえる。4位のアヴィーチーによる「FOR A BETTER DAY」は、EDMブームが世界的な広がりを見せていた当時の海外シーンを象徴する存在であり、5位のエリー・ゴールディングもまた、この時期のポップスとエレクトロニックの融合を体現するアーティストだった。

国内勢に目を向けると、6位にクリープハイプ「リバーシブルー」、9位にKEYTALK「スターリングスター」がランクインしている点も興味深い。この二組はともに、バンドサウンドを軸にしながらも、それぞれ独自の個性で当時のロックシーンを賑わせていた存在だ。クリープハイプの尾崎世界観が紡ぐ言葉選びのセンスや、KEYTALKの疾走感あふれるポップなメロディーは、邦楽ロックの多様性を示すものとして、このチャートの中でも異彩を放っている。8位のジャスティン・ビーバー「WHAT DO YOU MEAN?」は、彼が「アーティスト」として再評価されるきっかけとなった楽曲であり、10位のジェス・グリンとあわせて、当時の洋楽ポップスシーンの新しい潮流を感じさせるラインナップだ。

こうして改めて見返すと、2015年10月というこの週のTOP10は、国内外を問わず、エレクトロニックミュージックとポップス、ロックが自然に混在していた時代の空気を映し出している。サカナクションの「新宝島」が1位に立ったこの週は、ジャンルの垣根を越えた音楽的な多様性が花開いていた瞬間を切り取ったものとして、今聴き返しても新鮮な発見に満ちている。

🎧 この曲を聴くなら[PR]

2015年10月18日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

ワイヤレスでも高音質で[PR]

次の週(2015年10月25日) »

あわせて読みたい

コメント

タイトルとURLをコピーしました