TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2017年10月1日放送)

TOKIO HOT 100 2017-10-01 放送回ランキング ランキング

本ページには広告(Amazonアソシエイト・楽天アフィリエイト等)を含みます。

2017年10月1日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2017年10月1日放送回)。

この週の音楽シーン

2017年10月1日放送の「TOKIO HOT 100」を振り返ると、1位に輝いたのはBECKの「UP ALL NIGHT」だった。90年代からオルタナティブ・ロックのシーンを牽引し、ジャンルを軽やかに横断してきたベテランが、この時期にダンサブルでポップな一曲を放ったこと自体が象徴的だった。実験精神とメロディの良さを両立させてきたアーティストが、あらためてフロア感覚のあるサウンドで支持を集めたのは、当時のロックとポップの境界が急速に曖昧になっていた空気をそのまま映し出していたように思う。ギターの質感を残しながらもビートを前面に出す作り込みは、ロックファンにもポップリスナーにも届く懐の深さがあり、TOKIO HOT 100の1位という結果は、その普遍性の証明でもあった。

2位にはマルーン5がSZAをフィーチャーした「WHAT LOVERS DO」がランクイン。バンドサウンドとR&Bのボーカリストが自然に溶け合うこの組み合わせは、当時のUSチャートの主流そのものだった。3位には桑田佳祐の「オアシスと果樹園」が食い込み、洋楽中心のランキングの中で日本語のポップスが堂々と存在感を示している点も興味深い。国内外の垣根なく良い曲が並ぶという、このチャートならではのバランス感覚が表れている週だ。

4位のU2は「YOU’RE THE BEST THING ABOUT ME」で、長年第一線を走り続けるロックバンドの貫禄を見せつけた。5位のカーリー・レイ・ジェプセンは「CUT TO THE FEELING」で、シンセポップの多幸感あふれるメロディを届け、6位のフー・ファイターズ「RUN」は骨太なロックサウンドで存在感を放った。7位のジャスティン・ビーバーとブラッドポップによる「FRIENDS」、10位のテイラー・スウィフト「LOOK WHAT YOU MADE ME DO」は、当時のポップシーンの中心にいたアーティストたちの動向を伝えている。特にテイラー・スウィフトのこの曲は、イメージチェンジを打ち出した挑戦的な一曲として大きな話題を呼んでいた時期でもあった。

8位には防弾少年団の「DNA」がランクイン。K-POPがグローバルなヒットチャートに食い込み始めていた時代の流れを象徴する存在で、この後の世界的なブレイクを予感させる位置づけだったと言える。9位のyonigeによる「ワンルーム」は、日本の若手ロックバンドが独自の言葉選びと轟音サウンドで支持を広げていた潮流を感じさせる一曲だ。海外の大型アーティストと国内インディー出身のバンドが同じテーブルに並ぶのも、このランキングの面白さだろう。

あらためてこの週のTOP10を眺めると、ベテランと新鋭、洋楽と邦楽、メインストリームとインディーが入り混じり、2017年秋という時代の多様な音楽的興味を凝縮していたことがわかる。BECKの1位というニュースは、その多様性の中でも「変わり続けること」への支持がいかに強かったかを物語っている。

🎧 この曲を聴くなら[PR]

2017年10月1日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

次の週(2017年10月8日) »

ワイヤレスでも高音質で[PR]

あわせて読みたい

コメント

タイトルとURLをコピーしました