TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2024年9月8日放送)

TOKIO HOT 100 2024-09-08 放送回ランキング ランキング

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2024年9月8日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2024年9月8日放送回)。

この週の音楽シーン

2024年9月8日放送分の「TOKIO HOT 100」で1位に輝いたのは、BE:FIRSTの「BLISSFUL」だった。BE:FIRSTは2021年に結成されて以来、ダンスパフォーマンスと歌唱力の両輪で日本のポップシーンを牽引してきたグループであり、国内外のフェスやショーケースに出演するなど活動の幅を年々広げてきた。「BLISSFUL」というタイトルが示す通り、高揚感と多幸感を軸にしたサウンドメイキングが施されており、洗練されたビートとハーモニーの積み重ねが、聴く者を自然と前向きな気持ちへと導く構成になっている。国内男性グループがこうした都市型のポップスをハイクオリティで提示できるようになったこと自体が、この時期の日本の音楽シーンの成熟を象徴していると言えるだろう。

この週のTOP10を見渡すと、洋楽勢の存在感も際立っている。2位にはレディー・ガガとブルーノ・マーズが共演した「Die With A Smile」がランクインしており、ベテランかつ実力派同士のコラボレーションが世界的な話題を呼んでいた時期でもあった。3位のコールドプレイを中心とした多国籍アーティストによる「We Pray」は、リトル・シムズやバーナ・ボーイ、エリヤナ、ティニといった出自の異なるアーティストたちが一堂に会する構成そのものが、ジャンルや国境を越えたコラボレーションを重視する近年の潮流を体現していた。10位にはサブリナ・カーペンターの「Taste」もランクインしており、当時彼女がポップスシーンで急速に評価を高めていたことがうかがえる。

国内勢に目を向けると、藤井風の「FEELIN’ GO(O)D」が5位に、米津玄師の「がらくた」が8位につけており、それぞれ独自の音楽性で邦楽シーンを牽引してきた存在感が伺える。藤井風はソウルやゴスペルを下地にしながらも軽やかな英語詞と関西弁を織り交ぜる独特のスタイルで支持を広げ、米津玄師は緻密な音作りと物語性のある楽曲で幅広い世代に浸透していた。さらに6位には竹内まりやの「歌を贈ろう」がランクインしており、世代を超えて愛される歌声が変わらぬ強度を保っていたことも印象的だ。4位の離婚伝説「まるで天使さ」や7位のGINGER ROOT「ONLY YOU」、9位のHANA HOPE「サマータイム・ブルース」といった顔ぶれは、シティポップやレトロなポップスのエッセンスを現代的な感覚で再構築する動きが当時活発だったことを物語っている。

こうして振り返ると、この週のチャートは国内男性グループの充実、海外ビッグネームの新曲ラッシュ、そして世代やジャンルを横断する多様な音楽性が同居していた、非常に豊かな瞬間だったことがわかる。BE:FIRSTの「BLISSFUL」がその頂点に立ったという事実は、彼らが国内シーンの主役として確固たる地位を築きつつあったことを裏づけるものであり、同時に洋楽・邦楽を問わず良質なポップスが並び立つ、2024年秋という時代の空気そのものを閉じ込めた一枚のスナップショットのようにも思える。

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2024年9月8日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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