TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2024年9月22日放送)

TOKIO HOT 100 2024-09-22 放送回ランキング ランキング

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2024年9月22日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2024年9月22日放送回)。

この週の音楽シーン

2024年9月22日放送のJ-WAVE「TOKIO HOT 100」で1位に輝いたのは、LE SSERAFIMの「CRAZY」だった。2022年のデビュー以来、鋭いダンスパフォーマンスと芯の強いメッセージ性で世界的な支持を広げてきたグループだが、この曲もまた、疾走感のあるビートと堂々としたボーカルワークが印象的な一曲だ。K-POPの女性グループがアジアを超えて欧米のチャートにも食い込むようになった2024年という年において、彼女たちの存在は「ガールクラッシュ」という言葉だけでは括りきれない、自己肯定と挑発が同居する新しい女性像を体現していたように思う。日本のリスナーにとっても、K-POPはすでに「隣のジャンル」ではなく、邦楽やUSポップと地続きで語られる存在になっていたことを、この週の1位曲は象徴していたのではないだろうか。

TOP10全体を眺めると、この週のチャートは実に多彩な顔ぶれだった。2位には秦基博とsumikaによるコラボレーション曲「ハローサーリアル」がランクイン。それぞれ実力派シンガーソングライターとバンドとして長く支持されてきた両者が組むことで生まれる化学反応は、ファン層の異なるリスナーを橋渡しする役割も果たしていたはずだ。3位のLady Gaga & Bruno Marsによる「Die With A Smile」は、二人の大ベテランアーティストが手を組んだことでも話題になった楽曲で、クラシックなソウル・バラードの温もりを現代的なプロダクションで包み込んだ仕上がりが、世代を超えて支持される理由になっていた。

4位のBE:FIRSTの「Blissful」は、国内男性グループシーンを牽引する存在としての貫禄を感じさせるナンバーであり、5位のさらさ「リズム」は新しい世代のポップスの息吹を伝えていた。6位には英国出身のシンガーソングライター、Maya Delilahの「Look At The State Of Me Now」がランクインしており、ギターを軸にしたオーガニックなサウンドが、デジタル全盛の時代にあってなお新鮮に響いていたのが印象的だ。7位の松田今宵「晴れ女」、8位の荒谷翔大「雨」と、天候をモチーフにしたタイトルが並んだのも興味深い偶然で、季節の変わり目である9月下旬という放送時期を思えば、リスナーの耳にも自然と響く取り合わせだったのかもしれない。

9位にはThe Weekndの「Dancing In The Flames」がランクイン。ダークでシネマティックな作風を貫きながらも、ダンスミュージックとしての強度を失わないところに、彼のアーティストとしての一貫性を感じさせる。そして10位にはサザンオールスターズの「ジャンヌ・ダルクによろしく」。デビューから長い年月を経てなお新曲がチャートに名を連ねる事実そのものが、日本のポピュラーミュージックの厚みを物語っていた。

こうして振り返ると、この週のTOP10は、K-POPの世界的な波、洋楽ベテランの新境地、国内の若手からレジェンドまでが同じ土俵に並ぶという、まさに「TOKIO HOT 100」らしい多様性を体現した一週間だったと言える。ジャンルも世代も国境も横断しながら、それぞれの楽曲が持つ個性が並列に語られる瞬間にこそ、この番組が長く支持されてきた理由があるのだろう。LE SSERAFIMの「CRAZY」が1位に立ったこの週は、そうした多様性の縮図として、今振り返っても興味深い一枚のスナップショットになっている。

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2024年9月22日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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