TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2019年6月9日放送)

TOKIO HOT 100 2019-06-09 放送回ランキング ランキング

本ページには広告(Amazonアソシエイト・楽天アフィリエイト等)を含みます。

2019年6月9日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2019年6月9日放送回)。

この週の音楽シーン

2019年6月9日放送の「TOKIO HOT 100」のTOP10を眺めると、この週の空気がよく伝わってくる。元号が平成から令和へと移り、東京では2020年の大会に向けた高揚感が街のあちこちに滲み始めていた時期。そんな中で1位に輝いたのが、椎名林檎の「TOKYO」だった。都市そのものをタイトルに冠したこの楽曲は、彼女ならではの緻密なアレンジと、都会的でありながらどこか郷愁を誘うメロディラインが特徴的で、令和という新しい時代の東京を音楽で切り取ったような一曲として響いた。椎名林檎はデビュー以来、日本語詞の語感とサウンドプロダクションの両面で独自の世界観を築いてきたアーティストであり、この曲でもその哲学が色濃く反映されている。

TOP10全体を見渡すと、洋楽と邦楽が拮抗しながら並んでいるのがこの番組らしい構成だ。2位にはテイラー・スウィフトがパニック!アット・ザ・ディスコのブレンドン・ユーリーを迎えた「ME!」がランクイン。ポップな高揚感とコラボレーションの話題性を兼ね備えた一曲だった。3位のショーン・メンデス「IF I CAN’T HAVE YOU」、4位のエド・シーラン&ジャスティン・ビーバー「I DON’T CARE」は、いずれも当時のグローバルポップシーンを牽引していたアーティストたちの楽曲で、洗練されたメロディとキャッチーなフックが世界中のチャートを席巻していた時期と重なる。8位のケイティ・ペリー「NEVER REALLY OVER」、10位のエド・シーランがチャンス・ザ・ラッパーらをフィーチャーした「CROSS ME」も含め、この週は欧米ポップスの層の厚さを感じさせるラインナップとなっている。

一方、邦楽勢も存在感を放っていた。5位のサカナクション「忘れられないの」は、バンドサウンドとエレクトロニックな質感を融合させる彼ら特有のアプローチが光る楽曲。6位のOfficial髭男dismによる「Pretender」は、繊細な感情表現とポップなメロディセンスで幅広いリスナーの共感を集めていた時期の代表曲であり、バンドの勢いを象徴する存在だった。7位には米津玄師の「海の幽霊」がランクイン。映像作品とのタイアップを背景に、彼ならではの浮遊感あるメロディと詩情豊かな世界観が印象的な一曲だ。9位のSIRUP「POOL」は、シティポップやR&Bの要素を取り入れた洗練されたグルーヴが当時の若いリスナー層に支持されていた流れを感じさせる。

こうして振り返ると、この週のTOP10は国内外のポップミュージックが同じ土俵で鳴り響いていた、まさに「TOKIO HOT 100」らしい多様性に満ちた一枚のスナップショットだったと言える。椎名林檎という不動の存在感を放つアーティストが1位に立ちながら、次世代を担う邦楽アクトと世界的なポップスターたちが同居する構図は、令和という新しい時代の音楽シーンの幕開けを象徴していたのではないだろうか。

🎧 この曲を聴くなら[PR]

2019年6月9日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

次の週(2019年6月16日) »

ワイヤレスでも高音質で[PR]

あわせて読みたい

コメント

タイトルとURLをコピーしました