TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2018年5月20日放送)

TOKIO HOT 100 2018-05-20 放送回ランキング ランキング

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2018年5月20日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2018年5月20日放送回)。

この週の音楽シーン

2018年5月20日の「TOKIO HOT 100」を振り返ると、1位に輝いたのはアリアナ・グランデの「NO TEARS LEFT TO CRY」でした。この曲は彼女にとって大きな転機となった一曲で、ダンスミュージックの躍動感とポップスの伸びやかさを融合させたサウンドが印象的でした。当時のアリアナは私生活でも大きな出来事を経験しており、その中から生まれたこの曲には、悲しみを乗り越えて前を向こうとするポジティブなエネルギーが込められていたように感じられます。ハウス的なビートに乗せて歌い上げるボーカルは、彼女の表現者としての幅の広さを示すものであり、その後のポップシーンにおける彼女の存在感をさらに強めるきっかけになった一曲だったと言えるでしょう。

この週のTOP10を眺めると、洋楽・邦楽が入り混じった多彩なラインナップが目を引きます。2位には宇多田ヒカルの「PLAY A LOVE SONG」がランクインしており、彼女らしい洗練されたメロディとサウンドプロダクションが光る一曲でした。3位のポルカドットスティングレイ「ICHIDAIJI」は、当時勢いを増していたバンドシーンの熱量を感じさせる存在で、若いリスナー層からの支持を集めていました。4位にはカルヴィン・ハリスとデュア・リパによる「ONE KISS」がランクインし、この曲はヨーロッパのダンスミュージックシーンを象徴する存在としても話題になりました。当時デュア・リパは急速に世界的な知名度を高めていた時期で、この曲はその勢いを後押しする一曲でもありました。

5位のチャーリー・プースや7位のジェイソン・マーズといったシンガーソングライター勢もランクインしており、メロディアスな楽曲が幅広く支持されていた時代の空気を感じさせます。6位にはCHAIの「アイム・ミー」が入っており、独自のスタイルとメッセージ性を持つ彼女たちの音楽は、当時の日本のインディーシーンにおいて新しい風を吹き込んでいました。8位のSOIL&PIMP SESSIONS feat. 三浦大知による「COMRADE」は、ジャズとダンスミュージックを融合させたバンドの実験精神と、三浦大知の歌唱力が組み合わさった意欲作として印象に残ります。

9位のアークティック・モンキーズ「FOUR OUT OF FIVE」は、当時リリースされたアルバム『Tranquility Base Hotel & Casino』からの一曲で、バンドがそれまでのロックサウンドから大きく作風を変化させたことでも話題になりました。10位のNulbarich「KISS YOU BACK」は、洗練されたシティポップ的なサウンドで人気を集めていた国内アクトの一つで、当時のJ-WAVEのプレイリストにもよく合う都会的な質感を持っていました。

こうして振り返ると、この週のチャートは洋楽ポップスの勢いと、日本国内のバンド・アーティストの多様な表現が共存していた時期の空気をよく表しています。アリアナ・グランデの1位という結果は、世界的なポップシーンの潮流を反映しつつ、同時に国内リスナーの感度の高さを物語るものでもありました。2018年という年は、ポップミュージックがジャンルの垣根を越えて融合し合う過渡期でもあり、このTOP10のラインナップはその豊かな多様性を象徴する一週間だったと言えるでしょう。

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2018年5月20日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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