TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2018年5月27日放送)

TOKIO HOT 100 2018-05-27 放送回ランキング ランキング

本ページには広告(Amazonアソシエイト・楽天アフィリエイト等)を含みます。

2018年5月27日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2018年5月27日放送回)。

この週の音楽シーン

2018年5月27日放送の「TOKIO HOT 100」を振り返ると、1位に輝いたのはアリアナ・グランデの「NO TEARS LEFT TO CRY」だった。この曲は、彼女にとって大きな転機となったシングルとして記憶している人も多いだろう。前作アルバムから一定の時間を経てのリリースで、マンチェスターでの出来事という重い出来事を経験した後の楽曲だったこともあり、単なるダンスチューンという以上に、悲しみから立ち上がっていくメッセージ性を感じ取ったリスナーも少なくなかったはずだ。ダークな導入から一転してハウス調のビートへと展開していく構成は、当時のポップスの中でも印象的な仕掛けとして語られていた曲であり、この週のトップに立ったことは象徴的だったと言える。

TOP10全体を眺めると、2018年5月末という時期らしい多様さが浮かび上がってくる。2位にはceroの「魚の骨 鳥の羽根」がランクインしており、日本のバンドシーンの中でも独自の音楽性を追求してきたグループの存在感を示していた。3位には宇多田ヒカルの「PLAY A LOVE SONG」がつけており、この時期の彼女は復帰後の活動として新たな音楽的探求を続けていた時期にあたる。国内外のポップスが並列で語られるチャートの構成は、当時のJ-WAVEらしいセレクトだったと感じさせる。

海外勢では4位にチャーリー・プースの「THE WAY I AM」、5位にはカルヴィン・ハリスとデュア・リパによる「ONE KISS」がランクインしている。特に「ONE KISS」は、この年の夏に向けてヨーロッパのクラブシーンから世界的なヒットへと広がっていった楽曲であり、この時点でのランクインはその後の盛り上がりを予感させるものだったとも言える。10位にはチャイルディッシュ・ガンビーノの「THIS IS AMERICA」が入っており、社会的なメッセージ性を強く打ち出したこの楽曲が、音楽的な衝撃だけでなくミュージックビデオも含めた総合的な表現として大きな話題を呼んでいたことを思い出す。

国内勢では、6位にNulbarichの「KISS YOU BACK」、7位に竹内アンナの「ALRIGHT」がランクイン。ブラックミュージックやシティポップの要素を取り入れた洗練されたサウンドが、当時の日本の若手アーティストたちの間で一つの潮流となっていたことがうかがえる。8位の平井堅「トドカナイカラ」は、ベテランならではの安定感のある楽曲で、幅広い世代に届く普遍的な魅力を持っていた。9位にはSOIL&”PIMP”SESSIONS feat.三浦大知の「COMRADE」がランクインしており、ジャズバンドとR&Bシンガーのコラボレーションという意外性も含めて、当時のシーンの豊かさを物語っている。

こうして並べてみると、この週のチャートは国内外のポップス、バンドサウンド、ジャズ、ソウルフルな要素までもが同居する、まさに多様性を体現した回だったと言える。アリアナ・グランデを頂点に据えつつ、日本の音楽シーンの動きも丁寧に拾い上げていたこの週のTOP10は、2018年という年の音楽的な豊かさを凝縮した貴重な記録として、今振り返っても興味深いラインナップである。

🎧 この曲を聴くなら[PR]

2018年5月27日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

次の週(2018年6月3日) »

スピーカーで鳴らすなら[PR]

あわせて読みたい

コメント

タイトルとURLをコピーしました