TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2018年2月25日放送)

TOKIO HOT 100 2018-02-25 放送回ランキング ランキング

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2018年2月25日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2018年2月25日放送回)。

この週の音楽シーン

2018年2月25日放送の「TOKIO HOT 100」で1位に輝いたのは、KEALA SETTLE AND THE GREATEST SHOWMAN ENSEMBLEの「THIS IS ME」だった。映画「グレイテスト・ショーマン」から生まれたこの楽曲は、日本でも公開後じわじわと支持を広げ、劇場を出た後も口ずさみたくなるような力強いメッセージソングとして多くのリスナーの心をつかんでいた時期だ。ヒュー・ジャックマン主演のこの作品自体、興行収入がロングランで伸びていくタイプの映画で、それに呼応するようにサウンドトラックの楽曲群もチャートを賑わせていた。ケアラ・セトルの圧倒的な歌唱力が前面に押し出されたこの曲は、単なる映画挿入歌の枠を超え、自己肯定や多様性の受容といったテーマ性も相まって、幅広い層に届くアンセムとなっていたのが特徴的だ。

この週のTOP10を見渡すと、洋楽・邦楽が入り混じった非常にバラエティ豊かな顔ぶれになっている。2位には大橋トリオの「VENUS」がランクインしており、独特の浮遊感あるサウンドプロダクションで日本のポップスシーンに独自の位置を築いていた彼らしい仕上がりだ。3位のCHVRCHESはスコットランド出身のシンセポップバンドで、「GET OUT」はエッジの効いたエレクトロサウンドが印象的だった。4位のNULBARICHは、当時国内シティポップ/R&Bリバイバルの流れの中で注目を集めていたバンドで、洋楽的な質感を持つサウンドメイクが多くのリスナーを惹きつけていた。

5位のRIRIは実力派シンガーとして着実にファンを増やしていた時期で、「THAT’S MY BABY」はそのボーカルの表現力が光る一曲。6位のDNCEはジョー・ジョナス率いるバンドで、ダンサブルなポップサウンドが持ち味。7位にはSCANDALの「プラットホームシンドローム」がランクインしており、ガールズバンドとして長年活動を続けてきた彼女たちの安定感のある楽曲構成が印象的だ。8位のTHE WEEKND AND KENDRICK LAMARによる「PRAY FOR ME」は、映画「ブラックパンサー」のサウンドトラックに収録された楽曲で、当時大きな話題となっていたこの映画のカルチャー的インパクトともリンクしていた。9位には絢香と三浦大知という日本を代表するボーカリスト同士のコラボレーション「ハートアップ」がランクイン。異なるタイプの歌声が組み合わさることで生まれる化学反応が聴きどころだった。10位のKYLIE MINOGUEは、長年第一線で活躍し続けるポップアイコンとして、この時期も新曲「DANCING」で存在感を示していた。

こうして振り返ると、この週のチャートは映画音楽、日本のバンドサウンド、海外のポップス・エレクトロ、そして実力派ボーカリストのコラボレーションまでが一堂に会する、非常に多層的な音楽シーンの断面を映し出していたと言える。「THIS IS ME」が1位に立ったこと自体、当時の映画音楽ブームの盛り上がりと、力強く歌い上げる楽曲への支持の高さを物語っている。ジャンルや国境を越えて多様な楽曲が並ぶこのTOP10は、2018年という時代の音楽消費のあり方そのものを象徴する貴重な記録だ。

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2018年2月25日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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