TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2021年9月26日放送)

TOKIO HOT 100 2021-09-26 放送回ランキング ランキング

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2021年9月26日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2021年9月26日放送回)。

この週の音楽シーン

2021年9月26日放送の「TOKIO HOT 100」で1位に輝いたのは、桑田佳祐「SOULコブラツイスト〜魂の悶絶」だった。日本のポピュラー音楽シーンを長らく牽引してきたベテランが、この週のトップに立ったという事実そのものが、当時のチャートの多様性を物語っている。海外の最新ヒットや新世代アーティストがひしめく中で、キャリアを重ねたアーティストの新曲が支持を集めたことは、聴き手の耳が世代やジャンルを超えて開かれていたことの表れだろう。タイトルからも伝わってくる遊び心とソウルフルな熱量は、桑田佳祐というアーティストが長年培ってきた音楽的な引き出しの豊かさを感じさせるものだった。

TOP10全体を見渡すと、この週は国内外の音楽シーンの交差点のような顔ぶれが並んでいる。4位には藤井風「燃えよ」がランクインしており、岡山出身のシンガーソングライターが独自の音楽性で国内外から注目を集めていた時期と重なる。6位のBE:FIRSTは、この年にデビューを果たしたばかりのグループで、「SHINING ONE」はまさにそのフレッシュな勢いを象徴する一曲だった。日本発のボーイズグループがどのように支持を広げていくか、多くのリスナーが注目していた時期でもある。

海外勢に目を向けると、7位にBTS feat. Megan Thee Stallion「Butter」、8位にLISA from BLACKPINK「LALISA」がランクインしており、K-POPが世界的なポップミュージックシーンの中心的存在として確固たる地位を築いていたことがうかがえる。特に「Butter」は世界中で大きな話題となった楽曲であり、メガン・ジー・スタリオンとのコラボレーションによって新たな側面を見せていた。10位のThe Kid LAROI and Justin Bieber「STAY」も、当時世界的にヒットしていた楽曲で、若い世代のアーティスト同士の共演が新しい音楽の潮流を作っていたことを感じさせる。

5位のEd Sheeran「Shivers」は、彼のポップセンスが存分に発揮された一曲で、安定した人気を誇るアーティストらしい存在感を示していた。3位のAnderson .Paak「Fire In The Sky」からは、ブラックミュージックの奥深さと現代的なアレンジの融合が感じられ、9位のtendre feat. SIRUPは、国内のシティポップ/R&Bシーンの充実ぶりを物語る組み合わせだった。

こうして振り返ると、この週のチャートは邦楽・洋楽、ベテラン・新人、ロック・ソウル・K-POP・ヒップホップといった枠組みを軽やかに越えて、多様な音楽が並存していたことがよくわかる。桑田佳祐という日本の音楽史に名を刻むアーティストが1位を獲得しながらも、その周囲には次世代を担う才能たちがひしめいていた。まさに世代交代と継承が同時進行していた、示唆に富む1週間だったと言えるだろう。

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2021年9月26日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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