TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2016年6月5日放送)

TOKIO HOT 100 2016-06-05 放送回ランキング ランキング

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2016年6月5日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2016年6月5日放送回)。

この週の音楽シーン

2016年6月5日放送回のTOKIO HOT 100を振り返ると、栄えある1位に輝いたのはジャスティン・ティンバーレイクの「CAN’T STOP THE FEELING!」だった。この曲はアニメーション映画のために書き下ろされたナンバーで、当時世界中のラジオやストリーミングサービスを席巻していた記憶がある。ジャスティン・ティンバーレイクといえば、ボーイズグループ出身からソロアーティストとして地位を確立し、この曲では思わず体を動かしたくなるような開放的なポップネスを前面に出していた。夏の到来を予感させるようなその明るいトラックは、まさにこの季節にふさわしい1位だったと言えるだろう。

2位にはアリアナ・グランデの「INTO YOU」がランクイン。当時のアリアナは、透明感のある高音域を活かしたボーカルスタイルで既にトップスターの地位を固めつつあり、この曲でもダンスミュージックとR&Bを融合させたサウンドを聴かせていた。3位には日本を代表するシンガーソングライター、aikoの「信号」が入り、彼女らしい繊細な言葉選びとメロディセンスが光る一曲としてリスナーの心を掴んでいた。4位のフィフス・ハーモニー feat. ティ・ダラー・サインによる「WORK FROM HOME」も、当時のUSチャートを賑わせていたヒット曲で、洋楽ポップスの勢いを感じさせるラインナップだった。

この週のTOP10を見渡すと、洋楽と邦楽がバランスよく混在している点も興味深い。5位にはきゃりーぱみゅぱみゅの「最&高」、6位にはハナレグミの「深呼吸」、8位には石崎ひゅーいの「花瓶の花」、9位にはBACK NUMBERの「僕の名前を」がランクインしており、当時の邦楽シーンの多様性が見て取れる。きゃりーぱみゅぱみゅは独自のポップカルチャーを体現するアーティストとして国内外で注目を集めていた時期であり、ハナレグミは日本語ロック・フォークの流れを汲む温かみのある楽曲を届けていた。石崎ひゅーいやBACK NUMBERは、当時のJ-POPシーンにおいてシンガーソングライター的な感性を持つ楽曲が支持を集めていたことを象徴する存在だったと言えるだろう。

7位のレッド・ホット・チリ・ペッパーズ「DARK NECESSITIES」は、ベテランバンドらしい安定感のあるロックサウンドで、多様なジャンルが並ぶこのチャートにおいて異彩を放っていた。10位のデヴィッド・ゲッタ feat. ザラ・ラーソンによる「THIS ONE’S FOR YOU」は、当時開催されていた欧州サッカーの大会公式アンセムとしても知られ、EDMシーンの盛り上がりを感じさせる一曲だった。

こうして振り返ると、2016年6月のこの週は、洋楽ポップスの勢いと日本のシンガーソングライターたちの活躍が同居する、非常にバランスの取れたチャートだったことが分かる。ジャスティン・ティンバーレイクの1位獲得は、彼のキャリアにおいても重要な一曲となった「CAN’T STOP THE FEELING!」の世界的なヒットを象徴する出来事であり、当時のラジオシーンにおいてもこの曲の持つポジティブなエネルギーが多くのリスナーに支持されていたことを物語っている。TOKIO HOT 100というプラットフォームを通じて、洋楽・邦楽問わず良質な音楽が並列に評価されていた時代の空気感を、このチャートから感じ取ることができるだろう。

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2016年6月5日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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