TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2014年10月5日放送)

TOKIO HOT 100 2014-10-05 放送回ランキング ランキング

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2014年10月5日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2014年10月5日放送回)。

この週の音楽シーン

2014年10月5日の「TOKIO HOT 100」を振り返ると、1位に輝いたのは赤い公園「NOW ON AIR」だった。当時の赤い公園は、津野米咲を中心に独自の音楽性を築き上げていたガールズバンドで、変拍子やドラマチックな展開を織り交ぜた楽曲づくりが特徴的だった。その中で「NOW ON AIR」がチャートの頂点に立ったことは、邦楽ロックシーンにおいて彼女たちの存在感が着実に高まっていたことを物語っている。ラジオという媒体を意識させるタイトルも、この曲がオンエアされる瞬間の高揚感を捉えているようで印象的だ。

TOP10全体を眺めると、この週は洋楽・邦楽が入り混じる多彩なラインナップだったことがわかる。2位には、レジェンドであるトニー・ベネットとレディー・ガガという世代を超えた共演作「Anything Goes」がランクインしている。ジャズスタンダードの再解釈という試みは、ポップスターとしてのガガの新たな一面を印象づけるものだった。3位のマルーン5「Maps」、4位のテイラー・スウィフト「Shake It Off」は、2014年当時のUSポップシーンを象徴する存在で、特にテイラーがこの時期にカントリーからポップへと大きく舵を切った転換作として「Shake It Off」は語り草になっている楽曲だ。

邦楽勢では、5位にくるり「LIBERTY AND GRAVITY」、6位にSUPERFLY「YOU YOU」、9位にJUJU「ラストシーン」と、実力派アーティストたちの楽曲が並んでいる。くるりは結成から長い年月を経てなお新しい表現を模索し続けるバンドとして知られ、SUPERFLYやJUJUもそれぞれ力強いボーカルを武器に、この時期のJ-POPシーンで確かな存在感を放っていた。洋楽楽曲と肩を並べてこれらの邦楽曲が上位にランクインしていることは、当時のTOKIO HOT 100が国内外の垣根なくクオリティの高い楽曲を選んでいたことの証左だろう。

8位には、クイーンとマイケル・ジャクソンという、共に伝説となったアーティストによる「There Must Be More To Life Than This」のウィリアム・オーヴィット・ミックスがランクインしている。フレディ・マーキュリーとマイケル・ジャクソンという20世紀を代表する二人のボーカリストの共演音源が、リミックスという形で新たな装いをまとって再びチャートに登場したことは、時代を超えて色褪せない楽曲の強さを感じさせる出来事だった。

10位のミーガン・トレイナー「All About That Bass」は、この年を象徴するヒット曲の一つで、ボディポジティブなメッセージ性とドゥーワップ調のポップなサウンドで世界的なブームを巻き起こした。7位のカルヴィン・ハリス feat. ジョン・ニューマン「Blame」も含め、この週のチャートはEDMからポップ、ロック、ジャズまで幅広いジャンルが共存しており、2014年という年が音楽的に非常に豊かな多様性を持っていたことを改めて実感させてくれる。赤い公園を筆頭に、こうした多彩な楽曲群が一堂に会していたことこそ、当時のTOKIO HOT 100の魅力だったのではないだろうか。

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2014年10月5日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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