TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2014年3月30日放送)

TOKIO HOT 100 2014-03-30 放送回ランキング ランキング

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2014年3月30日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2014年3月30日放送回)。

この週の音楽シーン

2014年3月30日放送の「TOKIO HOT 100」で1位に輝いたのは、ファレル・ウィリアムスの「HAPPY」だった。もともとはアニメーション映画『怪盗グルーのミニオン危機一発』のために書き下ろされた楽曲だが、2014年に入ってからグラミー賞やアカデミー賞歌曲賞にノミネートされるなど、単なるサントラ曲の枠を超えて世界的なヒットソングへと成長していった時期にあたる。あのシンプルながら心を弾ませるハンドクラップとホーンのアレンジ、そして「幸せ」というテーマをストレートに歌い上げるポップネスは、当時の重苦しいニュースが多かった世相の中で、多くのリスナーにとって清涼剤のような存在だったのではないだろうか。ミュージックビデオで様々な人々が踊り続ける企画がSNSで拡散され、世界各地で「ハッピー・チャレンジ」的なムーブメントが起きたのもこの時期の象徴的な出来事だ。 2位にはBUMP OF CHICKENの「RAY」がランクイン。透明感のある藤原基央のボーカルとバンドサウンドが融合した楽曲で、邦楽ロックの層の厚さを感じさせる存在感を放っていた。3位のイディナ・メンゼルによる「LET IT GO」も見逃せない。ディズニー映画『アナと雪の女王』の主題歌として、日本でも空前の大ブームを巻き起こしていた真っ最中であり、洋楽・邦楽・アニメソングというジャンルの垣根を越えて多くの人の耳に届いていた楽曲だ。 4位のJUJU「HOT STUFF」は、日本のR&B/ポップスシーンを牽引する歌姫らしい艶やかな歌唱が光る一曲。5位のフォスター・ザ・ピープル「COMING OF AGE」は、インディーロックからメインストリームへと躍進したバンドの成熟を感じさせるサウンドだった。 6位には平井堅と安室奈美恵という、日本の音楽シーンを代表する二人のアーティストによるコラボレーション曲「グロテスク」がランクイン。それぞれソロで確固たる地位を築いてきた二人が声を重ねることで生まれる化学反応は、当時大きな注目を集めた。7位のコールドプレイ「MAGIC」は、バンドとしての円熟味を感じさせるナンバーで、8位にはカイリー・ミノーグ「INTO THE BLUE」がランクインし、ベテランポップスターの健在ぶりを示していた。 9位にはandropの「ONE」。日本の若手バンドシーンから独自の存在感を放っていたグループで、洋楽と邦楽が同じチャートの中で並び立つTOKIO HOT 100らしいラインナップの一角を担っていた。10位のリリー・アレン「AIR BALLOON」は、彼女らしい皮肉とポップさが同居したトラックで締めくくられている。 この週のTOP10を振り返ると、映画音楽から生まれたポップソングが世界的ムーブメントとなる過程、邦楽ロック・洋楽ロックの共存、そして日本を代表するアーティスト同士のコラボレーションなど、2014年という年の音楽シーンの多様性が凝縮されていたことがわかる。「HAPPY」という一曲が体現していた前向きなエネルギーは、当時のリスナーの気分を象徴していたのかもしれない。

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2014年3月30日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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