TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2014年1月5日放送)

TOKIO HOT 100 2014-01-05 放送回ランキング ランキング

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2014年1月5日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2014年1月5日放送回)。

この週の音楽シーン

2014年最初の週を飾ったのは、RADWIMPS「会心の一撃」だった。デビューから数々のロックアンセムを世に送り出してきたバンドが、新年一発目の座に着いたという事実だけでも、当時のリスナーの高揚感が伝わってくる。疾走感のあるサウンドと、言葉を畳みかけるようなボーカルワークは、まさに「一年の始まりに聴く一曲」としてふさわしい熱量を持っていた。年明けのラジオという特別な時間帯に、この曲が最上位に置かれていたことは、当時の空気そのものを記録しているようにも思える。

このチャートを見渡すと、邦楽と洋楽が渾然一体となって並んでいるのが印象的だ。2位にはMUSH AND CO.、4位には三代目 J SOUL BROTHERS FROM EXILE TRIBE、5位にはゲスの極み乙女。、8位にはJASMINEと、日本のアーティストが上位に多く食い込んでいる。一方でOne Direction、Lady Gaga、Ariana Grande、Beyonceといった海外のトップスターたちも堂々とランクインしており、国内外の音楽シーンが分け隔てなく評価されていた時代の様子がうかがえる。

特に三代目 J SOUL BROTHERSは、EXILE TRIBEという巨大なムーブメントの中で新世代を担う存在として注目を集めていた時期であり、「SO RIGHT」のようなダンサブルなナンバーがチャートインすること自体、当時のJ-POPシーンにおけるダンスミュージックの存在感の大きさを物語っている。また、ゲスの極み乙女。は独特の音楽性とバンド名のインパクトで急速に注目を浴びていたグループで、「キラーボール」がこの週にランクインしていることからも、変則的でありながらポップな楽曲が広く受け入れられ始めていたことがわかる。

洋楽勢に目を向ければ、One Directionの「Story Of My Life」は世界的なボーイズグループブームを象徴する一曲であり、当時のティーンエイジャーたちの熱狂ぶりは日本にも波及していた。Lady GagaとR.Kellyによる「Do What U Want」、Ariana Grandeの「Baby I」、そしてBeyonceの「XO」といった楽曲群は、いずれも2013年後半から2014年にかけての欧米ポップシーンの充実ぶりを示している。さらに10位にはアイスランドのシンガーソングライター、Asgeirの名前もあり、北欧発のオルタナティブなサウンドがこの時期の東京のリスナーにも届いていたことが見て取れる。

この週のTOP10全体を眺めると、ロック、ダンス、R&B、ポップス、そして北欧のフォーク的な音楽性まで、実に多様なジャンルが共存していたことに気づかされる。ストリーミングサービスがまだ本格的に浸透する前のこの時期、ラジオというメディアが果たしていた役割の大きさも改めて感じさせられる。多様な音楽が等しく並ぶプレイリストのような番組表は、リスナーにとって新しい発見の場であり、ジャンルを越えて音楽を楽しむ土壌を育んでいたのではないだろうか。

年明け一週目という節目にRADWIMPSの「会心の一撃」が首位に立っていたことは、当時のロックシーンが持っていた熱量と、新年を迎える高揚感が重なり合った結果として記憶に残る。この一曲を軸に振り返ると、2014年という年が邦楽・洋楽問わず豊かな音楽体験に満ちていたことを、改めて実感させられるのである。

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2014年1月5日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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