TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2013年12月1日放送)

TOKIO HOT 100 2013-12-01 放送回ランキング ランキング

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2013年12月1日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2013年12月1日放送回)。

この週の音楽シーン

2013年12月1日放送の「TOKIO HOT 100」でトップに立ったのは、EMINEMがRIHANNAをフィーチャーした「THE MONSTER」だった。この年のEMINEMはアルバム『The Marshall Mathers LP 2』を携えて再び存在感を示し、RIHANNAとのタッグは「Love The Way You Lie」以来という文脈でも語られた組み合わせだった。荒々しいラップと、RIHANNAの伸びやかで感情的なフックが対比を成すこの曲は、ヒップホップとポップスの境界を軽々と越える一曲として、年末の洋楽シーンを象徴する存在だったと言えるだろう。当時のアメリカン・チャートでも大きな成功を収めており、日本の都市型ラジオでも支持を集めたことが、この週のランキングに表れている。

2位には三浦大知の「I’M ON FIRE」がランクイン。この時期の三浦大知は、圧倒的なダンススキルと歌唱力を武器に、Jポップの中でも独自のポジションを築きつつあった時期で、洋楽的なグルーヴ感を持つ楽曲でも国内リスナーに強くアピールしていたことがうかがえる。3位のAVRIL LAVIGNEの「ROCK N ROLL」は、彼女のセルフタイトル・アルバムからのカットで、パンク由来のエネルギッシュなサウンドを維持しつつも、より大衆的なロックンロールへと接近した楽曲だった。

邦楽勢では、JUJUの「守ってあげたい」が4位に入り、大人のR&B/ポップスとしての説得力を示した。6位の家入レオ「太陽の女神」、8位のKEYTALK「コースター」、9位のTHE BAWDIES「THE SEVEN SEAS」は、いずれも当時勢いを増していた次世代アーティストたちで、バンドサウンドとポップスの多様な広がりを感じさせるラインナップとなっている。

洋楽では5位にLADY GAGAの「VENUS」がランクイン。アルバム『ARTPOP』からのナンバーで、彼女らしい大胆なポップ・エレクトロサウンドが際立つ楽曲だった。7位のPAUL MCCARTNEYの「NEW」は、ビートルズ時代からの伝説的なキャリアを持つ彼が、なお現役として新しい音楽性に挑戦し続けていたことを象徴する一曲で、幅広い世代のリスナーに訴求する存在感を放っていた。

10位には椎名林檎と中田ヤスタカによる「熱愛発覚中」がランクイン。個性の強い両者のコラボレーションは、当時大きな話題を呼び、実験的でありながらポップな仕上がりが多くのリスナーの耳を引いた。

このように振り返ると、2013年末のこの週のチャートは、洋楽ヒップホップの王道的な強さと、国内外のポップス・ロックの多様性が同居する非常にバランスの取れたラインナップだったことがわかる。EMINEMとRIHANNAという強力なタッグが1位を飾った一方で、邦楽アーティストたちも決して引けを取らない存在感を放っており、当時の音楽シーンの豊かさを物語る貴重な記録として、この週のTOP10は今なお興味深く聴き返すことができる。

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2013年12月1日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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