TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2013年1月27日放送)

TOKIO HOT 100 2013-01-27 放送回ランキング ランキング

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2013年1月27日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2013年1月27日放送回)。

この週の音楽シーン

2013年1月27日放送分のJ-WAVE「TOKIO HOT 100」で1位に輝いたのは、THE BAWDIESの「SING YOUR SONG」だった。日本人ロックンロールバンドとして、ROY、JIM、MARCY、TAXMANという洋名義のメンバー編成で活動してきた彼らは、50〜60年代のオールディーズやソウル、ロックンロールを自らの血肉として消化し、それを2010年代のバンドサウンドとして鳴らし続けてきた稀有な存在だ。「SING YOUR SONG」も、そうした彼らの持ち味である骨太のグルーヴと、ROYの伸びやかで力強いシャウトが前面に押し出された楽曲で、スタジオ録音でありながらライブハウスの熱気をそのまま閉じ込めたようなエネルギーが感じられる一曲だった。THE BAWDIESといえばライブバンドとしての評価が高く、フェスやツアーで培った一体感がこの曲にも滲み出ている。

この週のTOP10を見渡すと、洋楽・邦楽が入り混じる「TOKIO HOT 100」らしい多様性が際立っている。2位にはオーストラリア出身のRICKI-LEEによるダンサブルな「DO IT LIKE THAT」、3位にはBRUNO MARSの「YOUNG GIRLS」がランクインしており、当時のポップシーンにおけるブルーノ・マーズの勢いがうかがえる。7位にはイギリスの人気グループONE DIRECTIONの「LIVE WHILE WE’RE YOUNG」が入り、ボーイズグループが世界的なムーブメントを起こしていた時期であることも思い出させてくれる。9位のJUSTIN TIMBERLAKE feat. JAY-Zによる「SUIT AND TIE」は、ジャスティン・ティンバーレイクが本格的にカムバックを果たした象徴的な楽曲であり、当時の音楽ファンにとっては大きな話題だった。

一方で邦楽勢も存在感を放っている。4位の秦基博「初恋」は、彼ならではの繊細な歌声とメロディが光るバラードで、ドラマ主題歌としても広く親しまれた楽曲だ。8位のねごと「たしかなうた」は、当時のガールズバンドシーンの中でも独自のポップセンスを持つグループとして注目されていた。10位のサカナクション「ミュージック」は、バンドがロックとエレクトロニカを横断しながら独自の音楽性を追求していた時期の代表曲のひとつで、洗練されたサウンドプロダクションが印象的だ。5位のandrop「RAINBOWS」、6位のJOSE JAMESによる「TROUBLE」も含め、ジャンルを問わず良質な音楽が並ぶラインナップだったことがわかる。

こうした国内外のバラエティ豊かな楽曲群の中で、THE BAWDIESの「SING YOUR SONG」が1位を獲得したことは、彼らの音楽性が持つ普遍的な訴求力を物語っている。ルーツミュージックへの敬意を保ちながらも、決して懐古趣味に陥らず、あくまで「今」を生きるバンドとしてのエネルギーを発信し続けてきたことが、多くのリスナーの心を掴んだのだろう。当時のラジオを聴いていたリスナーにとって、洋楽ポップスの最新トレンドと国内バンドのライブ感が同じチャートの中で並び立つ光景は、まさに「TOKIO HOT 100」ならではの醍醐味だったはずだ。今あらためてこの週のTOP10を振り返ると、ジャンルの垣根を越えて良い音楽が支持されていた、豊かな時代の空気を感じ取ることができる。

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2013年1月27日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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