TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2010年1月17日放送)

TOKIO HOT 100 2010-01-17 放送回ランキング ランキング

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2010年1月17日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2010年1月17日放送回)。

この週の音楽シーン

2010年1月17日放送回のTOP10を振り返ると、1位に輝いたのは安室奈美恵の「FAST CAR」だった。この曲が収録されたアルバム「PAST<FUTURE」は2010年に発表され、デビューから積み重ねてきたキャリアの厚みを感じさせる仕上がりで話題を呼んだ。エレクトロやダンスミュージックの要素を大胆に取り入れながらも、彼女ならではの伸びやかで芯のある歌声が際立つ楽曲で、疾走感のあるサウンドプロダクションが当時のクラブミュージック的な潮流ともリンクしていた点が印象深い。2010年という年は、国内外問わずダンスミュージックとポップスの融合がひとつのトレンドとして意識され始めていた時期で、安室奈美恵がその潮流をいち早く自身の音楽性に落とし込んでいたことがうかがえる。

2位には秦基博の「アイ」がランクイン。透明感のある歌声とストレートなメロディで、シンガーソングライターとしての存在感を確かなものにしていた時期の楽曲だ。3位には海外から刺激的な波を運んできたLADY GAGAの「BAD ROMANCE」。奇抜なビジュアルと中毒性の高いサウンドで世界的なムーブメントを巻き起こしていた彼女の代表曲のひとつであり、日本のチャートにも確実にその存在感を刻んでいたことが読み取れる。4位のいきものがかり「じょいふる」は、明るくポジティブなメッセージ性を持つ楽曲として幅広い層に支持され、当時のJ-POPシーンにおける王道の存在感を示していた。

5位のALICIA KEYSは、R&B・ソウルの本場アメリカから届く重厚な歌唱表現で異彩を放ち、6位の「シャツを洗えば」はくるりとユーミンという世代を超えたコラボレーションが実現した一曲として、当時の音楽ファンの間でも話題性の高い組み合わせだった。7位の東京事変「能動的三分間」は、椎名林檎を中心に高い演奏力とアレンジの妙で独自の世界観を築いていたバンドらしい仕上がりで、8位の東京スカパラダイスオーケストラ「流星とバラード」はゲストボーカルを迎えたスカパラらしい楽曲展開が魅力だった。9位の相対性理論+渋谷慶一郎「スカイライダーズ」は、インディーズシーンから支持を広げていたバンドと電子音楽家のコラボレーションという意欲的な試みが光る。そして10位には、イギリスのオーディション番組から一躍世界的な注目を集めたSUSAN BOYLEの「I DREAMED A DREAM」がランクイン。彼女の歌声は国境を越えて多くの人々の心を打ち、当時のニュースやSNSでも大きな話題となっていた。

このように振り返ると、この週のTOP10は国内の王道J-POPから海外のダンスミュージック、R&B、そして異色のコラボレーションまで多彩なジャンルが並び、2010年という時代の音楽シーンの豊かさと多様性を象徴するラインナップだったと言える。安室奈美恵が1位を飾ったことは、彼女がその後も長くシーンの最前線であり続けたことを思えば、象徴的な瞬間として記憶されるべきものだろう。

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2010年1月17日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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