TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2009年4月5日放送)

TOKIO HOT 100 2009-04-05 放送回ランキング ランキング

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2009年4月5日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2009年4月5日放送回)。

この週の音楽シーン

2009年4月5日放送の「TOKIO HOT 100」を振り返ると、TOP10には春という季節を強く感じさせる顔ぶれが並んでいる。1位に輝いたのはレミオロメンの「SAKURA」。この曲はもともと2005年にリリースされ、卒業ソング・春の定番曲として長く支持されてきた楽曲だが、こうして年を経てもなおチャート上位に返り咲く力を持っていたという事実は、日本のリスナーにとって桜という季節のモチーフがいかに強く音楽と結びついているかを物語っている。4月という新生活のスタートの時期に、多くのFMラジオや街中で自然と流れていたであろうこの曲が首位に立ったことは、当時のリスナーの心情ともシンクロしていたはずだ。三宅洋平の伸びやかな歌声と、卒業や別れ、そして新しい一歩を描いた歌詞世界は、単なる季節ソングを超えて多くの世代の記憶に刻まれている。

2位にはUTADAの「COME BACK TO ME」がランクイン。宇多田ヒカルが英語名義UTADAとして国際的な音楽シーンに挑んでいた時期であり、当時は海外進出への注目度も高かった。3位のPerfumeによる「ワンルーム・ディスコ」は、中田ヤスタカプロデュースによるテクノポップサウンドが全盛を迎えていた時代を象徴する一曲であり、この頃のPerfumeはまさに国民的な支持を集めつつあったタイミングだった。4位のDREAMS COME TRUEも「GOOD BYE MY SCHOOL DAYS~ドリ系~」というタイトルからして、卒業シーズンを意識した選曲であることがうかがえる。

5位のたむらぱん「ちゃりんこ」は、当時のシンガーソングライターシーンの多様性を感じさせる存在で、素朴で親しみやすい世界観がFM層のリスナーに支持されていたことがわかる。6位にはU2の「GET ON YOUR BOOTS」がランクイン。ロックの重鎮バンドが新作をリリースするたびに世界中で話題となっていた時代であり、洋楽ロックが邦楽と並んでチャート上位に食い込んでくること自体、当時のTOKIO HOT 100の懐の広さを物語っている。7位のMICHI、8位のRADWIMPS「謎謎」も、それぞれ個性的な音楽性でリスナーの耳を捉えていた。RADWIMPSはこの時期、バンドとしての評価をさらに固めつつある段階にあった。

9位の東方神起「どうして君を好きになってしまったんだろう?」は、当時のK-POPグループが日本市場で確固たる人気を築きつつあったことを示す一曲であり、日本語詞での楽曲展開が支持を集めていた時期の象徴といえる。10位のケリー・クラークソン「MY LIFE WOULD SUCK WITHOUT YOU」は、アメリカン・アイドル出身シンガーとしての実力派ポップスが引き続き世界的にヒットしていたことを物語る一曲だ。

こうして見渡すと、この週のTOP10は邦楽・洋楽、ロック・ポップス・テクノ・K-POPと多彩なジャンルが共存し、なおかつ桜や卒業といった季節感が色濃く反映されたラインナップだったことがわかる。2009年春という時代の空気を、音楽というかたちで切り取った貴重な記録として、この週のチャートは今なお興味深く聴き返すことができる。

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2009年4月5日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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