TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2025年11月16日放送)

TOKIO HOT 100 2025-11-16 放送回ランキング ランキング

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2025年11月16日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2025年11月16日放送回)。

この週の音楽シーン

2025年11月16日放送の「TOKIO HOT 100」で1位に輝いたのは、チャーリー・プース(CHARLIE PUTH)の「CHANGES」だった。2010年代半ばから「See You Again」や「Attention」といったヒット曲でポップシーンの中心にい続けてきた彼だが、この曲でも持ち味であるメロディの繊細さと、ボーカル処理の緻密さが光る。近年のUSポップは、TikTok発のバイラルヒットとベテラン勢の安定感あるリリースが並走する構図が続いており、「CHANGES」のランクインは、そうした流れの中でメロディメーカーとしての実力が改めて支持されたことを示していると言えるだろう。

2位のBALMING TIGER & YAEJIによる「WO AI NI」は、韓国のオルタナティブなクルーと、韓国系アメリカ人アーティストであるYAEJIとのコラボレーションで、ジャンルを横断するアジア発の音楽が欧米のリスナーにも届く時代を象徴する一曲だ。7位には映画『KPOP DEMON HUNTERS』のキャストによる「GOLDEN」がランクインしており、アニメーション作品発のK-POP的サウンドが国境を越えて聴かれている状況が伺える。K-POPというジャンルの枠を超えた広がりが、今のチャートには色濃く表れている。

国内勢では、4位にBE:FIRSTの「I WANT YOU BACK」、6位にあいみょんの「ビーナスベルト」がランクイン。BE:FIRSTはデビュー以来グローバル基準のパフォーマンスとサウンドプロダクションで支持を広げてきたグループであり、あいみょんは邦楽シーンにおいて独自の歌詞世界と親しみやすいメロディで幅広い世代に愛され続けている存在だ。両者のランクインは、洋楽・K-POPが強い存在感を放つこの週のチャートの中でも、邦楽が確かな居場所を持っていることを物語っている。

また8位には山下達郎の「MOVE ON」が名を連ねた。デビューから半世紀近くを経てなお現役でヒットチャートに登場し続ける存在感は、シティ・ポップ的な美意識が世代を超えて再評価される昨今の潮流とも重なる。3位のHANA、5位のCRCK/LCKS、9位のさらさといった名前は、ジャンルを問わず才能あるアーティストが層として厚みを増している国内シーンの現在地を示すものだろう。

10位にはTYLAの「CHANEL」がランクイン。アフロビーツやアマピアノを消化しながら独自のポップネスを打ち出す南アフリカ出身の彼女の存在は、アフリカ発のサウンドがグローバルポップの重要な潮流のひとつとして定着してきたことを裏付けている。こうして見渡すと、この週のTOP10は、USポップの王道、K-POPやそこから派生するカルチャー、邦楽の多様な担い手、そしてアフリカ発のグローバルサウンドが同じ土俵で鳴り響いていたことになる。1位の「CHANGES」を軸に据えながらも、そのまわりに広がるラインナップからは、2025年終盤の音楽シーンがいかにボーダレスで多層的だったかが、はっきりと浮かび上がってくる。

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2025年11月16日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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