TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2007年5月20日放送)

TOKIO HOT 100 2007-05-20 放送回ランキング ランキング

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2007年5月20日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2007年5月20日放送回)。

この週の音楽シーン

2007年5月20日放送の「TOKIO HOT 100」を振り返ると、1位に輝いていたのはAVRIL LAVIGNEの「GIRLFRIEND」だった。ポップパンクの旗手として2002年にデビューして以来、破天荒なティーンの代弁者として支持を集めてきた彼女だが、このシングルはよりストレートでキャッチーなポップソングへと舵を切った一曲として記憶されている。シンプルなコード進行と口ずさみやすいメロディ、そして挑発的な歌詞世界は、当時のラジオでも繰り返しオンエアされ、TOKIO HOT 100の上位常連となっていた。この曲がチャートを席巻していた時期は、彼女のキャリアにおいても一つの転換点だったと言えるだろう。 このときのTOP10を眺めると、当時の音楽シーンの多様性がよく見えてくる。2位のMAROON 5「MAKES ME WONDER」は、バンドサウンドとファンクの融合が新鮮だった時期の楽曲で、フロントマンのアダム・レヴィーンのファルセットが印象的だった。3位のNE-YOと4位のAMERIEは、当時のR&B/ソウルシーンを象徴する存在で、洗練されたプロダクションとメロディセンスで日本のリスナーにも浸透していた。 邦楽勢では5位に桑田佳祐の「明日晴れるかな」、7位に森山直太朗の「未来~風の強い午後に生まれたソネット~」がランクイン。洋楽が主体のTOKIO HOT 100において、日本語詞の楽曲がしっかり上位に食い込んでいるのも興味深い点だ。特に森山直太朗の楽曲は、卒業式や旅立ちのシーズンに合わせて多くのリスナーの心をとらえていた時期であり、この週のチャートにもその余韻が残っていたのだろう。 6位のBJORK「EARTH INTRUDERS」は、彼女ならではの実験的なサウンドとブラスの導入が話題になった楽曲で、他のポップソングとは一線を画す個性を放っていた。8位のDIGITALISM「POGO」はエレクトロシーンの台頭を感じさせるナンバーであり、この頃からダンスミュージックとロックの境界が曖昧になっていく流れが、TOKIO HOT 100のような洋楽中心のチャートにも表れ始めていた。 9位のHUGH GRANT AND HAYLEY BENNETT「WAY BACK INTO LOVE」は、映画「今宵、フィッツジェラルド劇場で」の主題歌として親しまれ、俳優自身が歌うという珍しさも話題を呼んだ。10位のAXE RIVERBOY「ROUNDABOUT」は、当時のインディー・ロック的な感触を持つ楽曲で、こうした新鋭アーティストが上位に顔を出すあたりも、このチャートの目利きぶりを感じさせる。 改めて振り返ると、2007年5月のこの週は、ポップ、R&B、実験的エレクトロ、そして邦楽のバラードまでが同居する、非常にバランスの取れたTOP10だった。AVRIL LAVIGNEの「GIRLFRIEND」が1位を飾っていたこの瞬間は、彼女のアーティストとしての進化と、当時のポップミュージックが持っていた自由な空気感を象徴していたのではないだろうか。

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2007年5月20日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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