TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2025年7月13日放送)

TOKIO HOT 100 2025-07-13 放送回ランキング ランキング

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2025年7月13日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2025年7月13日放送回)。

この週の音楽シーン

2025年7月13日放送分の「TOKIO HOT 100」は、邦楽と洋楽が国境を意識させずに並ぶ、近年のこの番組らしいランキングとなった。首位に立ったのは藤井風「HACHIKO」。岡山県出身のシンガーソングライターとして活動してきた藤井風は、ゴスペルやR&Bのフィーリングを軸にしながら、日本語詞と英語詞を自在に行き来する独特のスタイルで国内外にリスナーを広げてきたアーティストである。ピアノ弾き語りから出発した彼の音楽性は、近年ますますグルーヴ志向を強め、海外のフェスやメディアからも注目を集める存在になっている。「HACHIKO」というタイトルからは、日本人にとってなじみ深い忠犬ハチ公のイメージが想起されるが、その言葉をどのように楽曲に落とし込んだかは、リスナー自身が音源に耳を傾けて確かめてほしいところだ。海外にも届く普遍的なテーマと、日本的なモチーフを重ね合わせる姿勢は、彼がこれまで積み重ねてきた表現の延長線上にあると言えるだろう。

2位にはMARK RONSON & RAYEによる「SUZANNE」がランクイン。プロデューサーとしても数々のヒットを手掛けてきたマーク・ロンソンと、実力派シンガーのレイという組み合わせは、ポップスの職人技を感じさせる仕上がりだ。3位のNORAH JONES & JOHN LEGEND「SUMMERTIME BLUE」も、ジャズ・ソウル双方のフィールドで支持されてきたベテラン同士のコラボレーションとして、聴き応えのある一曲になっている。4位のED SHEERANは、シンガーソングライターとして世界的な知名度を確立した存在であり、安定した人気の高さがうかがえる結果だ。

邦楽勢では、5位にMRS. GREEN APPLEの「BREAKFAST」、6位に韓国発グローバルグループLE SSERAFIMの「DIFFERENT」がランクイン。国内外のポップフィールドで活躍するアーティストが同じチャートに並ぶ光景は、streaming時代ならではの光景と言えるだろう。7位のRIP SLYMEは、日本語ラップやレゲエ的グルーヴを取り入れた楽曲で長らく親しまれてきたグループであり、「CHILL TOWN」というタイトルにも彼ららしい肩の力の抜けた空気感がにじむ。8位のharuka nakamuraとヨルシカのsuisによる「灯星」は、繊細で透明感のあるサウンドスケープを得意とする両者の組み合わせとして興味深い一曲だ。9位のSUCHMOSは、シティポップやR&Bの要素を取り込んだサウンドで一時代を築いたバンドであり、「EYE TO EYE」がこの週のチャートに顔を出したこと自体が、彼らの楽曲が今なお聴かれ続けている証と言えるだろう。10位には、近年アメリカのポップシーンで大きな存在感を放つSABRINA CARPENTERの「MANCHILD」がランクイン。軽快でウィットに富んだポップソングを得意とする彼女の勢いを感じさせるラインナップだ。

この週のTOP10を俯瞰すると、日本のシンガーソングライター、欧米のベテランと新鋭、韓国発グループ、国内外のバンドサウンドまでが横並びになっている。ジャンルや国籍を問わず、良い曲が良い曲として選ばれていく――そんなラジオチャートならではの多様性が、2025年夏という時代の空気とともに刻まれた一週間だったと言えるだろう。

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2025年7月13日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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