TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2005年7月17日放送)

TOKIO HOT 100 2005-07-17 放送回ランキング ランキング

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2005年7月17日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2005年7月17日放送回)。

この週の音楽シーン

2005年7月17日放送の「TOKIO HOT 100」を振り返ると、1位に輝いたのはケツメイシの「ドライブ」だった。梅雨明けを控えたこの時期に、車の窓を開けて風を感じるような爽快なナンバーが首位に立っていたというのは、いかにも夏を先取りするJ-WAVEらしい選曲の結果と言えるだろう。ケツメイシは日本語ラップとポップスの中間にあるような親しみやすいスタイルで、この時期すでに幅広いリスナー層から支持を集めていたグループで、「ドライブ」というタイトルそのものが、ドライブしながらラジオを聴くというリスナーの生活シーンと重なり合う、夏の定番曲としての存在感を放っていた。

この週のTOP10全体を眺めると、洋楽と邦楽がバランスよく混在しているのが印象的だ。2位にはDEF TECHが、往年のロックバンドRIZEとの共演というかたちで登場しており、ジャンルの垣根を越えたコラボレーションが当時すでに珍しくなくなっていたことがうかがえる。3位のSINGER SONGERは、当時活動していたスガシカオ関連のプロジェクトとして音楽ファンの注目を集めていたユニットで、こうした実験的なユニット活動がヒットチャートに食い込んでくるあたりにも、2000年代半ばの音楽シーンの自由な空気が感じられる。

洋楽勢に目を向けると、5位にBLACK EYED PEAS、8位にCRAIG DAVID、そして10位には当時新人だったTRISTAN PRETTYMANがランクインしている。ブラック・アイド・ピーズはこの少し後に世界的なブレイクを果たしていくグループであり、この時点ではまだそのポップな実験精神が色濃く残っていた時期の楽曲と言える。クレイグ・デヴィッドはUKガラージ由来のR&Bシンガーとして日本でも根強い人気を誇っており、彼のスムースなボーカルワークはこの週のチャートに洗練された彩りを添えている。

6位のJAMIROQUAIは、アシッドジャズの旗手として90年代から活躍してきたベテランで、2005年という時期に新曲でチャート上位に入ってくること自体が、彼らの音楽性が世代を超えて支持され続けていたことの証だろう。7位のYUKIは、JUDY AND MARY解散後にソロ活動へと軸足を移し、独自のポップセンスで邦楽シーンに新風を吹き込んでいた時期であり、「ドラマチック」というタイトルもまさに当時の彼女の音楽的挑戦を象徴しているように思える。9位のMr.Childrenは、この時代すでに日本のロック・ポップスシーンを代表する存在として不動の地位を築いており、安定した支持層の厚さがうかがえるランクインだ。

4位にはCRAZY KEN BANDの「男の滑走路」がランクイン。横浜発のこのバンドは、歌謡曲やソウル、ラテンなど様々な音楽要素を独自にミックスした唯一無二のサウンドで、当時のシティポップ的な感性を先取りしていた存在とも言える。こうして見渡すと、この週のTOP10は邦楽・洋楽、新人・ベテランが入り混じり、2005年の夏という季節感の中で多様な音楽性が並存していたことがよくわかる。ケツメイシの「ドライブ」が首位に立ったこの週は、まさにそうした夏の開放感と音楽シーンの多彩さを凝縮した一枚のスナップショットだったのではないだろうか。

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2005年7月17日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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