TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2000年8月13日放送)

TOKIO HOT 100 2000-08-13 放送回ランキング ランキング

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2000年8月13日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2000年8月13日放送回)。

この週の音楽シーン

2000年8月13日放送の「TOKIO HOT 100」を振り返ると、1位に輝いたのはアイルランド出身のファミリーバンド、THE CORRSの「BREATHLESS」だった。ケルト音楽の伝統的な響きを下敷きにしながら、ポップスとして磨き上げられたサウンドは、当時のヨーロッパ発の音楽が持っていた洗練さと親しみやすさを兼ね備えていたように思う。ヴァイオリンなどの生楽器の音色と、シンプルながら耳に残るメロディの組み合わせは、夏の終わりに向かうこの季節にぴったりの爽快感を放っていた。2000年という年は、ミレニアムを迎えた高揚感の余韻が残りつつも、音楽シーンは新しい世紀に向けて多様なジャンルが交錯していた時期でもある。

2位にはJANET JACKSONの「DOESN’T REALLY MATTER」がランクイン。R&Bやダンスミュージックの本場アメリカから届いたこの曲は、当時のブラックミュージックが持っていた洗練されたビート感覚を象徴する一曲だった。彼女は90年代から続くポップアイコンとしての存在感をこの時期も維持し続けており、グローバルなヒットチャートにおいて常に注目される存在だった。

国内勢に目を向けると、3位にSPITZの「メモリーズ」、4位にスガ シカオの「SPIRIT」がランクインしている。SPITZは90年代からロックバンドとして独自の世界観を確立し、この時期も安定した人気を誇っていた。一方スガ シカオは、ファンクやソウルの要素を取り入れた独特の歌詞世界とサウンドで、当時の男性シンガーソングライターの中でも異彩を放つ存在として注目を集めていた。5位のMONDO GROSSOによる「BUTTERFLY」は、クラブミュージックとポップスの橋渡しをするようなプロジェクトとして、当時のダンスミュージックシーンに新しい風を吹き込んでいた。

6位のMISIAによる「ESCAPE」は、彼女がこの時期すでに確立していた圧倒的な歌唱力を活かした楽曲で、日本のR&Bシーンを牽引する存在としての地位を固めつつあった時期の作品だ。7位にはジャマイカ出身のSHAGGYが「DANCE AND SHOUT」でランクイン、レゲエとポップスを融合させたサウンドは世界的なヒットを飛ばしていた彼のキャリアの一端を示している。8位のSOUTHERN ALL STARSは「HOTEL PACIFIC」で、日本の夏の音楽シーンに欠かせない存在として長年愛され続けてきたバンドの底力を見せている。

9位のTAHITI 80はフランス出身のバンドで、「HEARTBEAT」が持つ軽やかなギターポップサウンドは、当時のヨーロピアンポップの新しい潮流を感じさせるものだった。10位のZEBRAHEADは、アメリカのミクスチャーロックシーンから登場したバンドで、「PLAYMATE OF THE YEAR」はエネルギッシュなサウンドが持ち味だった。

このように、この週のTOP10を眺めるだけでも、洋楽・邦楽を問わず実に多彩なジャンルが混在していたことがわかる。ケルトポップからR&B、日本のロックやシンガーソングライター、クラブミュージック、レゲエ、ギターポップ、ミクスチャーロックまで、ジャンルの垣根を越えて音楽が並列に評価されていた時代の空気を、このチャートは今も鮮やかに伝えてくれる。

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2000年8月13日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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