TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(1997年10月26日放送)

TOKIO HOT 100 1997-10-26 放送回ランキング ランキング

本ページには広告(Amazonアソシエイト・楽天アフィリエイト等)を含みます。

1997年10月26日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(1997年10月26日放送回)。

この週の音楽シーン

1997年10月26日放送の「TOKIO HOT 100」で首位に立ったのは、ジャネット・ジャクソンの「GOT ‘TIL IT’S GONE」だった。ジョニ・ミッチェルの楽曲をサンプリングした浮遊感のあるトラックに、Qティップのラップが絡む構成は、当時のR&B/ヒップホップのクロスオーバーを象徴する一曲として印象深い。90年代後半のアメリカのポップシーンでは、こうしたサンプリングを軸にしたトラックメイクが主流となりつつあり、ジャネット・ジャクソンというトップスターがその潮流を体現していたこと自体が、この時代の音楽シーンの豊かさを物語っている。

2位にはボーイズIIメンの「4 SEASONS OF LONELINESS」がランクイン。90年代を通してR&Bグループの王道を歩んできた彼らのハーモニーは、この時期も安定した支持を集めていた。3位にはローリング・ストーンズの「ANYBODY SEEN MY BABY?」が入り、ベテランバンドが新しい世代のリスナーにも届く楽曲を作り続けていたことがわかる。4位のマライア・キャリー「HONEY」も、当時のR&B色を強めた彼女のサウンド変化を示す一曲であり、この週のTOP4だけを見ても、ジャンルの垣根が溶け合っていく90年代後半らしい空気が漂っている。

5位のグリーン・デイ「HITCHIN’ A RIDE」は、パンク出身のバンドがよりメロディアスな方向へと広がりを見せていた時期の楽曲で、ロックリスナーにも支持されていたことがうかがえる。6位のフォレスト・フォー・ザ・トゥリーズ「DREAM」は、当時のオルタナティブ〜エレクトロニカ的な質感を持つナンバーとして、TOP10の中でも異色の存在感を放っていた。7位のイマニ・コッポラ「LEGEND OF A COWGIRL」は、ヒップホップとフォークやカントリー的な語り口を融合させたユニークな楽曲で、ジャンル横断的な実験精神が評価されていた一曲だ。

8位にはハンソンの「WHERE’S THE LOVE」。この年は「MMMBop」の世界的ヒットで一躍脚光を浴びた彼らだが、続く楽曲もチャートに残っていたことがわかる。9位には日本人アーティストとしてChara「ミルク」がランクイン。海外の楽曲が並ぶ中で、独自の浮遊感あるボーカルとサウンドセンスで存在感を放っており、当時の日本のシティポップ的感性が国際的なチャートの中でも自然に溶け込んでいたことを示している。10位のオアシス「STAND BY ME」は、ブリットポップの中心的存在だった彼らの楽曲で、UKロックの厚みもこの週のチャートにしっかりと刻まれていた。

こうして振り返ると、この週のTOP10は、R&B、ロック、パンク、ヒップホップ、そして日本のポップスまでが一つのチャートの中で並び立つ、90年代後半ならではの多様性を色濃く反映している。ジャネット・ジャクソンの首位曲を中心に据えつつ、ジャンルを超えた聴き比べができる点こそ、この時代のラジオチャートの醍醐味だったと言えるだろう。

🎧 この曲を聴くなら[PR]

1997年10月26日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

いい音で聴くなら[PR]

次の週(1997年11月2日) »

あわせて読みたい

コメント

タイトルとURLをコピーしました