TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2022年7月3日放送)

TOKIO HOT 100 2022-07-03 放送回ランキング ランキング

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2022年7月3日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2022年7月3日放送回)。

この週の音楽シーン

2022年7月3日放送の「TOKIO HOT 100」を振り返ると、1位に輝いたのはBTSの「YET TO COME (THE MOST BEAUTIFUL MOMENT)」だった。この曲はデビュー9周年を記念して発表されたアンソロジーアルバムに収録された楽曲で、これまでの歩みを振り返りながらも「最も美しい瞬間はまだやってくる」というメッセージを掲げた、いわば節目の一曲だった。2022年という年は、BTSにとって大きな転換点となった時期でもある。グループとしての活動の一区切りが話題になり始めていた頃で、ファンダムだけでなく音楽業界全体が彼らの動向を注視していたタイミングだった。だからこそ、この曲がチャートの頂点に立ったことには、単なるヒット曲の一位獲得以上の重みがあったように思う。過去を礎にしながら未来を見据える楽曲のメッセージ性が、リスナーの心に刺さったのではないだろうか。

この週のTOP10を見渡すと、洋楽ダンス・ポップ勢の存在感が際立っている。2位にはカルヴィン・ハリスがデュア・リパとヤング・サグを迎えた「POTION」がランクインし、フロア対応のダンスミュージックがサマーシーズンに合わせて勢いを増していたことが伺える。5位のレディー・ガガ「HOLD MY HAND」は、トム・クルーズ主演映画のために書かれた楽曲で、スケール感のあるバラードがヒットチャートに新鮮な風を吹き込んでいた。7位のブラック・アイド・ピーズ×シャキーラ×デヴィッド・ゲッタという豪華すぎる組み合わせも、2022年の夏を象徴するにふさわしいラインナップだ。8位にはビヨンセの「BREAK MY SOUL」が登場しており、この曲はのちに大きなムーブメントとなるハウスミュージック・リバイバルの先駆けとして、当時から音楽メディアで注目を集めていた一曲だ。

邦楽勢にも目を向けたい。3位には山下達郎の「LOVE’S ON FIRE」がランクイン。長きにわたり日本のポップスシーンを支え続けてきたベテランが、この時期もなお新鮮な音を届けていたことは特筆すべきだろう。9位の冨田ラボによる「HOPE FOR US」は、磯野くんやAAAMYYY、TENDRE、吉田沙良、RYOHUという豪華な客演陣を迎えた楽曲で、日本の音楽シーンにおけるジャンルを越えたコラボレーションの充実ぶりを象徴していた。10位にはAOの「リップル」がランクインしており、新しい世代のアーティストがチャートに顔を出していたことも、この時期らしい特徴と言える。

全体を振り返ると、この週のTOP10は洋楽・邦楽ともにバラエティに富み、K-POPのグローバルな存在感、ダンスミュージックの復権、そして日本国内のベテランと新世代の共存という、2022年半ばという時代の空気を色濃く映し出していたように思う。BTSの「YET TO COME」が1位に立ったことは、まさにその象徴的な出来事だったのではないだろうか。

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2022年7月3日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

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