TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2022年3月6日放送)

TOKIO HOT 100 2022-03-06 放送回ランキング ランキング

本ページには広告(Amazonアソシエイト・楽天アフィリエイト等)を含みます。

2022年3月6日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2022年3月6日放送回)。

この週の音楽シーン

2022年3月6日放送の「TOKIO HOT 100」で1位を飾ったのは、BE:FIRSTの「BRAVE GENERATION」だった。前年に人気オーディション番組を通じて結成された7人組は、デビュー曲から一貫して力強いメッセージ性を掲げ続けてきたが、この「BRAVE GENERATION」もまさにその延長線上にある一曲だ。困難な時代を生きる若い世代に向けて背中を押すような言葉選びと、グローバルスタンダードを意識したダンスミュージックのサウンドが融合し、国内のボーイズグループシーンに新しい基準を打ち立てたと言える。当時はまだコロナ禍が続き、社会全体に閉塞感が漂っていた時期でもあり、そうした空気の中でこの曲が持つ前向きなエネルギーが多くのリスナーの心を掴んだのではないだろうか。

この週のTOP10を見渡すと、邦楽と洋楽が絶妙なバランスで並んでいるのも興味深い。2位には宇多田ヒカルの「BADモード」がランクインしている。同名アルバムのタイトル曲であり、彼女らしい内省的で流動的な音像が特徴的な楽曲だ。6位のYOASOBI「ミスター」、7位の米津玄師「POP SONG」といった、J-POPシーンの最前線を走るアーティストたちの新曲も顔を揃えており、当時の邦楽シーンがいかに層の厚いラインナップを誇っていたかがうかがえる。

一方で洋楽勢にも注目したい。3位のArlo Parksは、英国発の新世代シンガーソングライターとして当時大きな評価を得ていた存在で、内省的で文学的な歌詞世界とジャズ・R&Bの要素を取り入れたサウンドが独自の存在感を放っていた。5位にはブルーノ・マーズとアンダーソン・パークによるユニット、シルク・ソニックの楽曲がランクイン。70年代ソウルやファンクへのオマージュを現代的な感覚で再構築する彼らの音楽は、当時のポップシーンにおいて一つの潮流を作っていたと言えるだろう。9位のエド・シーラン feat. テイラー・スウィフトという、当時のポップミュージック界を代表する二人の共演も見逃せないポイントだ。

また8位のAlfie Templeman、10位のリアム・ギャラガーなど、UKロック・ポップの新旧の顔が並んでいるのもこの週の特徴だ。オアシスの中心人物として90年代から活躍してきたリアム・ギャラガーと、当時まだ10代からキャリアを積んできた若手Alfie Templemanが同じチャートに並ぶ様子は、ジャンルや世代を超えたロックの継続性を感じさせる。

このように2022年3月上旬のTOKIO HOT 100は、国内の新世代グループの台頭、J-POPの実力派たちの新作、そして多様な洋楽シーンの動きが同時に映し出された一週間だったと言える。BE:FIRSTの「BRAVE GENERATION」が頂点に立ったことは、当時のリスナーが求めていた力強さや前進する感覚を象徴していたのかもしれない。こうして振り返ると、一つの週のチャートの中に、時代の空気や音楽シーンの多様な流れが凝縮されていることに改めて気づかされる。

🎧 この曲を聴くなら[PR]

2022年3月6日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

次の週(2022年3月13日) »

スピーカーで鳴らすなら[PR]

あわせて読みたい

コメント

タイトルとURLをコピーしました