TOKIO HOT 100 ランキングアーカイブ(2021年1月17日放送)

TOKIO HOT 100 2021-01-17 放送回ランキング ランキング

本ページには広告(Amazonアソシエイト・楽天アフィリエイト等)を含みます。

2021年1月17日放送の J-WAVE「TOKIO HOT 100」を振り返る回顧コラムです。当時のチャート上位曲を手がかりに、その週の音楽シーンを読み解きます。

本サイトは非公式のファンサイトです。チャートデータの出典:J-WAVE「TOKIO HOT 100」(2021年1月17日放送回)。

この週の音楽シーン

2021年1月17日放送の「TOKIO HOT 100」を振り返ると、1位に輝いていたのはYOASOBIの「ハルカ」だった。小説を音楽に変換するというコンセプトで登場した彼らは、この時期すでに邦楽シーンの中心的存在になりつつあり、洋楽・邦楽問わず幅広い楽曲が並ぶこのチャートの頂点に立っていたことは象徴的だ。年が明けたばかりのタイミングで、物語性のある楽曲が多くのリスナーの心を掴んでいたことがうかがえる。当時は新型コロナウイルスの影響で外出や娯楽のあり方が大きく制限されていた時期でもあり、家で過ごす時間の中で歌詞やストーリーにじっくり耳を傾けるリスナーが増えていたことも、こうした楽曲が支持を集めた背景として語られることが多かった。

TOP10全体を眺めると、このチャートらしい国際色の豊かさも印象的だ。2位にはエド・シーランの「Afterglow」がランクイン。パンデミック下で制作されたとされるこの楽曲は、静かで内省的な雰囲気を纏っており、当時多くのアーティストが手探りで制作していた「今だからこそ書ける曲」の空気を感じさせる一曲だった。3位のアーロ・パークスは、当時20歳前後という若さでUKのオルタナR&B/インディーシーンから登場し、繊細な感性で高く評価されていた新人。海外メディアでも軒並み将来を嘱望されていたアーティストで、日本のリスナーにもいち早くその存在が届いていたことがわかる。

4位のジ・アヴァランチーズは、MGMTやジョニー・マーというオルタナティブ・ロック/エレクトロニカ好きにはたまらない豪華な客演を迎えた楽曲で、サンプリングを軸にした彼ら独自の音世界が健在だったことを物語る。5位には当時急速に注目度を高めていたVaundyの「世界の秘密」がランクイン。ジャンルを軽やかに横断するその音楽性は、後の日本のポップシーンの潮流を先取りしていたとも言える存在だった。6位のジャスティン・ビーバー、9位のOfficial髭男dismは、それぞれ世界的スターと日本を代表するバンドとして安定した存在感を放っており、当時のメインストリームの空気をよく伝えている。

7位のポール・マッカートニーは、この時期に自宅制作アルバム『McCartney III』を発表しており、還暦をとうに超えてなお新作を届け続けるレジェンドの姿が話題になっていた。10位にはカイリー・ミノーグとデュア・リパのコラボリミックスもランクインしており、世代を超えたポップスターの共演も当時の音楽シーンらしいトピックだった。

こうして振り返ると、この週のチャートは新人の台頭とベテランの健在ぶりが同居し、国内外の垣根なく「今聴かれるべき音楽」が並んでいたことがよくわかる。YOASOBIの「ハルカ」が首位に立っていたことは、物語と音楽が結びつく新しい聴取体験が、時代の気分と共鳴していたことの表れだったのではないだろうか。

🎧 この曲を聴くなら[PR]

2021年1月17日付 TOP10(出典:J-WAVE TOKIO HOT 100)

次の週(2021年1月24日) »

ワイヤレスでも高音質で[PR]

あわせて読みたい

コメント

タイトルとURLをコピーしました